Team Foundation Server 2013 の自動ビルドにおいて、テスト、コードカバレッジ、コード分析を実施する方法
多くご質問を受けるので整理してみました。
Team Foundation Server 2013 の自動ビルドにおいて、テスト、コードカバレッジ、コード分析を一緒に実施する方法です。
これらはビルド定義で設定します。基本的なビルド定義の作成方法については、下記の記事をご参考にしてください。
ビルド プロセスの定義
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms181715.aspx
ここではポイントだけ解説します。
テストの実施
ビルド定義の作成ウィザードを進めていくとデフォルトで有効になりますので、特に意識いただく必要はないかなと。
ビルド対象のソリューションにテスト プロジェクトが含まれている場合、それが実施されるわけですが、
もし、テストを "実施しない" 場合には、 [プロセス] の定義のところで、 [3. テスト] - [2. 詳細設定] – [テストの無効化] を True にします。
コード カバレッジの取得
[プロセス] の定義のところで、 [3. テスト] - [1. 自動テスト] を選択すると [...] というボタンが現れますのでクリックします。
[自動テスト] ダイアログが表示されるので、 [編集] ボタンをクリックします。
[テストの実行の追加/編集] ダイアログの [オプション] を “なし” から “コードカバレッジを有効にする” にします。
ビルド実施時にコード カバレッジが取得されます。
コード分析の実施
[プロセス] の定義のところで、 [5. 詳細設定] - [コード分析の実行] を “Always” にします。
プロジェクト ファイルのコード分析の定義に従って、コード分析が自動ビルド時に実施されます。
以上、ご参考になれば幸いです。