アップデート: Skype とその他の機能強化: 新しい Lync の魅力
原文の記事の投稿日: 2012 年 9 月 21 日 (金曜日)
投稿者: Brian Crum
プロダクト マーケティング マネージャー、Microsoft Lync
Microsoft では常に、他のユーザーによって Lync がどのように使われ、どのように見られているかに関心を持ち、可能な最高クラスの UC (統合コミュニケーション) エクスペリエンスを提供することを継続的に重視してきました。その方法は、お客様やパートナーとの話し合い、Lync プレビュー (英語) ユーザーからの直接のフィードバック、アナリスト調査の分析など、さまざまです。最近、Microsoft は 2012 年 Gartner[i] Magic Quadrant for Unified Communications の "リーダー企業" および 2012 年 Gartner Magic Quadrant for Corporate Telephony の "先見の明のある企業" に選ばれるという栄誉を得ましたが、特に喜ばしいのは、これらの栄誉が Lync 2010 製品ファミリ単独で達成されたという点です。そのことを知ると、新しい Lync でお届けする機能がますます楽しみになります。ここでは、今度のリリースで最も魅力的な機能のいくつかを紹介し、統合コミュニケーションに対する独自のアプローチについて説明したいと思います。
Lync と Skype – ほとんど場所と相手を選ばない接続
Skype が Microsoft ファミリに加わったことで、統合コミュニケーションのシナリオを数億人のユーザーに拡張し、リッチな機能をビジネス コミュニケーションの新しい共通基準にするという新しい可能性が開かれました。この可能性は Lync の今度のリリースから始まります。Lync ユーザーは Skype ユーザーの不在状況の確認や、Skype ユーザーとの IM や通話ができます。このように両製品の最も優れた機能を組み合わせることで、Skype のアクセス範囲とコントロール、管理の容易さ、およびエンタープライズ クラスの機能を利用して、サプライヤー、顧客、パートナーとの制約のない接続と共同作業が可能になります。
新しい Lync Windows ストア アプリを使って Windows 8 と Windows RT の新しいシナリオを最大限に活用する
Microsoft では、新しい Lync 2013 デスクトップ クライアントに加えて、Windows 8 および Windows RT 専用の新しい Lync アプリを開発しました。このアプリは、これから数か月の間に発売される広範囲の新しい Windows デバイス (英語) で優れた機能を発揮します。
新しい Lync アプリは、Windows ストアから現在入手可能で、Lync Server 2010 および Lync Server 2013 の両方と互換性があります。これは新しい Windows 体験を実現するように再考された Lync であり、タッチ操作用に最適化されているため、コミュニケーションを高速かつ自然に実践的にコントロールできます。新しい Lync アプリは統合クライアントであり、音声通話とビデオ通話、Lync 会議、プレゼンス情報、インスタント メッセージが、高速で移動性が高く使いやすいクライアントに統合されています。筆者はこの数か月間、新しい Lync アプリを使っていますが、とても便利です。複数の相手との同時 HD ビデオ、ワンタッチでの Lync 会議への参加、使いやすいスナップ/フィル表示によるマルチタスク処理など、多数あります。今すぐインストールし、新しい Lync アプリの詳細については、こちらの短いビデオ (英語) をご覧になり、ご意見やご感想をお寄せください。
Lync 2013 モバイル クライアントによって追加される IP での音声とビデオ
"PC プラス" の世界 (英語) では、各プラットフォームの特定の強みと機能に応じて調整された、マルチプラットフォームの Lync コミュニケーション ソリューションを提供することが絶対必要だとわかっています。Windows Phone だけでなく Nokia Symbian、iOS、および Android 向けにも Lync 2010 モバイル クライアントを提供したのは、そのためです。
Microsoft では、Windows Phone、iOS、および Android に VoIP とビデオを提供して "シングル クライアント" のモバイル UC アプリを拡張します。今後数か月の間に新しい Lync アプリについてデモンストレーションし、説明するのが待ちきれません。
H.264 SVC のサポートと拡張された Lync 会議の機能
H.264 SVC、マルチパーティ HD ビデオ、新しい便利な Lync 会議コントロールにより、 実際にその場にいるような 優れた会議および共同作業体験を実現します。SVC によって、Lync から画面サイズの異なる広範囲なエンドポイントにビデオを効率よく配信でき、負担の大きいトランスコードが必要ありません。特に優れた機能として、マルチパーティ HD ビデオ、拡張された発表者コントロール、カスタマイズ可能なビュー、拡張された Lync Web App (Internet Explorer、Safari、Firefox、および Chrome を通して PC ユーザーと Mac ユーザーに Lync 会議のすべての機能を提供)、OneNote 共有などがあります。拡張された Lync 会議体験の詳細については、今後の投稿で紹介していきます。
Lync + Skype + Office – Microsoft だけが提供できる優れた組み合わせ
多くの面で、私は常に Lync を Office 生産性向上スイートの連携とパーソナル化を強める接着剤だと考えてきました。その連携は Skype でさらに強化され、Office の統合を深めました。Microsoft は人物カード (People Card) を機能強化してすべての Office 生産性向上アプリ間で統一し、充実したプレゼンス情報、クリックによるコミュニケーションの機能、ソーシャル ネットワークとの統合などを提供しています。また、Office アプリのバックステージとの統合を強化することによって、これまで以上に簡単に作業ファイルを共有できるようにしました。その結果、IM ですばやく作業ファイルを送信したり、Lync 会議で提示したりできるようになりました。しかも、こういった操作はすべて作業中のドキュメントから直接実行できます。さらに、共有 OneNote による接続中のノート作成体験 を再考し、Lync 会議で 1 つの共有ノートを使用できるようにしました。これにより、重要な会議の前、会議中、会議の後に同じページから移動せずに済みます。
新しい Lync についての期待が高まっており、今後数か月の間に詳しい情報を共有し、提示するのが待ちきれません。現時点では、もしまだ試していない場合は、ご自身で Lync プレビューを試し (英語) 、詳細については各地域の Microsoft 営業担当者にお問い合わせいただき、ご意見やご感想をお聞かせください。
--Brian
[i] Gartner では、この調査資料で取り上げたいかなるベンダー、製品、またはサービスについても保証はしません。また、評価の最も高いベンダーのみを選択するようにテクノロジー ユーザーに推奨するものでもありません。Gartner の調査資料は Gartner の調査部門の意見で構成されており、事実を記述したものではありません。Gartner は、明示的または暗黙的を問わず、特定の目的に関する商品性または適合性を含め、この調査に関係するあらゆる保証の責任を負いません。
これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「UPDATE: Skype and so much more: Why we're so excited about the new Lync」をご覧ください。