ユーザー状態移行ツールでの Office 2010 サポートが実現
ユーザー状態移行ツールでの Office 2010 サポートが実現
本日、ユーザー状態移行ツール (USMT) 4.0 に Microsoft Office 2010 移行サポートが組み込まれる更新プログラムがリリースされました。 最新の更新プログラムにより、USMT 4.0 は、次の Office 移行シナリオをサポートできます。
Office アップグレード シナリオ |
OS 移行シナリオ |
· Office 2003 => Office 2010 · Office 2007 => Office 2010 · Office 2003 => Office 2007 |
· Office 2003 => Office 2003 · Office 2007 => Office 2007 · Office 2010 => Office 2010 |
USMT でサポートされないシナリオが、まだいくつかあります。 ツールは、Office のアーキテクチャ プラットフォームを越えて設定を移行することはできません。つまり、Office 2003 から Office 2010 64 ビットへの移行はサポートされません。 また、移行元のコンピューターに現在インストールされている Office のバージョンより以前のバージョンへの設定の移行はサポートされません。たとえば、USMT では、2007 Microsoft Office インストールから Office 2003 インストールへ設定を移行できません。
更新プログラムは、https://support.microsoft.com/kb/2023591/ja-jp (英語) で入手できます。
サポート技術情報の記事には、Office 移行の制限、この更新プログラムに含まれる USMT の他の強化機能、および USMT 更新のインストール手順が記載されています。
Office 2010 の移行に関して、次の点に注意してください。
· すべての Word 設定が Word 2010 インストールに移行されるわけではありません。
· 移行前に移行先の PC で Office が起動されている場合、大部分のユーザー設定は移行されません。
· USMT はすべてのカスタマイズを認識するとは限りません。特定のシナリオに合わせてさらに USMT をカスタマイズする必要がある可能性があります。
移行の開始に必要な更新プログラムは手に入りましたが、それなりの時間とリソースをかけて、移行シナリオを十分にテストすることが重要です。 さあ、Office 2010 への移行を始めましょう。
Office 2010 展開に関する詳細情報が必要ですか? 「Microsoft Office 2010 のパイロットおよび展開」には、Office 2010 への移行を計画する上で役立つ情報が用意されています。
Brian
これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「Office 2010 Support Comes to the User State Migration Tool」をご覧ください。