Share via


Outlook 2007 と Exchange 2010 による個人用アーカイブ

ご存知の方もいるでしょうが、Exchange 2010 の個人用アーカイブのサポートが Office 2007 の累積的な更新プログラム 2011 年 2 月 の一部として Outlook 2007 で利用できるようになりました。Microsoft Exchange チームのブログ投稿「Yes Virginia, there is Exchange 2010 archive support in Outlook 2007 (英語)」では、この個人用アーカイブが Outlook 2007 でどのように動作するかを説明しています。その詳細は、最新の Exchange ヘルプ記事「個人アーカイブについて」でも説明されています。

個人用アーカイブとは

個人用アーカイブは、Microsoft Exchange Server 2010 のメッセージング レコード管理 (MRM) で使用できる機能です。この機能により、個人用フォルダー ファイル (.pst) を不要にできます。Exchange Server 2010 で個人用アーカイブを使用すると、電子メール保存フォルダーがオンラインで保存されます。これは、ユーザーが Microsoft Outlook Web アプリケーションを使用したり、セカンダリ コンピューターから Outlook 2010 または今回サポートされた Outlook 2007 を使用したりして、アーカイブされたファイルにアクセスできるようにするためです。これらのクライアント アプリケーションのいずれかを使用することで、ユーザーはアーカイブ メールボックスの閲覧、自分のプライマリ メールボックスとアーカイブとの間のメッセージの移動またはコピーを実行できます。

Outlook 2007 と Outlook 2010 での機能の違いについては、Exchange チームのブログ投稿および記事「個人アーカイブについて」を参照してください。注目すべき点は、Outlook 2007 ではプライマリ メールボックスとアーカイブ メールボックスを同時には検索できないことです。また、Outlook 2007 では、ユーザーが個人用のタグ (アーカイブ ポリシーとも呼ばれます) を使用してアイテムをアーカイブ メールボックスに移動できません。ただし、既定のアーカイブ ポリシーは引き続き適用されます。Outlook Web アプリケーションを使用すると、アーカイブ ポリシーを確認または適用できます。

ぜひ Exchange Server 2010 でアーカイブをご活用ください。

- Cat

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「Personal Archive with Outlook 2007 + Exchange 2010」をご覧ください。