UEFI BIOS と Class
Windows 8 のリリースにともない、クライアント OS でも一気にメジャーな BIOS となりつつある UEFI ですが、厳密にはこの Blog 投稿時では次のように2つの Class が存在します。
- Class 2: Compatibility Support モードにより従来の BIOS も使用可能
- Class 3: Native に UEFI BIOS のみ使用可能
ちなみに、Windows 7 や Windows Server 2008 といった製品は、Int 10 Video BIOS を想定して動作するため、Class 3 はサポートされていません。
さて、上記のように Class 2 と 3 がありますが、Class 1 は存在しないのでしょうか?もちろん存在します。
Class 1 は "Extensible Firmware Interface BIOS" です。つまり EFI BIOS が Class 1 と呼ばれています。Itanium OS のサーバーを操作されていた方には馴染みのある BIOS ではないでしょうか。
UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) になると、Class 2 からということになり、この他に従来の BIOS (Basic Input/Output System) が存在します。
Secure Boot へのニーズが高まり UEFI への移行も今後進んでいくことが予測されますが、BIOS と OS の間にも歴史がありますね。
参考:
文献1 [Understanding Disk Partitions]
https://technet.microsoft.com/en-us/library/dd799232(v=WS.10).aspx
文献2 [UEFI Support and Requirements for Windows Operating Systems]
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/hardware/gg463144.aspx