Visual Studio 2010 における SharePoint 開発について
Visual Studio 2010 における SharePoint 開発についていろいろと記事にはなっておりますが、
日本で触れている方も少ないようですので、Visual Studio 2010 における SharePoint 開発の進化について触れてみたいと思います。
現行の SharePoint 開発ですが、非常にツールが分散しており、かつ、テクノロジを理解しないとややこしい部分があります。(VSeWSS を使わないとフィーチャーを作成するスキーマファイルを手動で作成したり、STSADM を利用してカスタマイズをインストールすることやアクティブ化などなど)
他にも SharePoint Designer があったり、Workflow Foundation があったりとか、デザイナベースの Web パーツの開発がサポートされていなかったりとか。
こういうのって、ビジネスチャンスがあり、投資しようとしているパートナーにとって大きな障壁になる部分かと思います。
これらの分散した SharePoint 開発のツール群をまとめて開発の容易性や生産性を高めたものが Visual Studio 2010 で搭載を予定している Visual Studio Tools for SharePoint になります。
残念ながら、このツールは現行の Visual Studio 2010 CTP には含まれておりません。
機能の詳細については、ベータなどが出た場合にはこのブログでお伝えしていければと思いますが、現在のところ以下の情報が参考になるかと思います。
Visual Studio 2010で開発がしやすくなったSharePoint
https://www.infoq.com/jp/news/2008/12/wss_vs2010
Sharepoint Development with Visual Studio 2010
https://channel9.msdn.com/posts/VisualStudio/Sharepoint-Development-with-Visual-Studio-2010/
※このツールの Program Manager が詳細を説明しています。デモ有りです。
このツールや開発のテクノロジのベースはマイクロソフトが掲げている Azure や SharePoint Onlineというところでも大きく影響してくるものですので、パートナー様にとっても大きなビジネスチャンスになるかと思います。