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日経ソフトウエア2012年3月号にWindows PhoneのXNAの入門記事を執筆

マイクロソフトの田中達彦です。
日経ソフトウエア2012年3月号(2012年1月24日発売)に、Windows PhoneのXNAの入門記事を執筆しました。
52ページ~61ページです。

Windows PhoneのXNAを使ったことがない方でも、簡単なゲームを作れるような記事にしました。
作成するゲームは、サッカーボールをフリックしてゴールを決めるというゲームです。

Windows PhoneのMarketplaceで「田中」と検索すると出てきます。
ゲーム名は「Shoot」です。

ゲームのルールはいたって簡単です。
 - フリックするとボールが飛びます
 - ボールがモンスターに当たるとアウト (ボールが赤くなります)
 - ボールがゴールポストに当たってもアウト (ゴールポストが赤くなります)
 - シュート後、3秒待つと次のシュートが打てます
 - 筐体を傾けるとボールがカーブします
ゴールが決まると、サッカーゴールが黄色くなります。

10ページの記事に収めるため、必要なポイントに絞って機能を実装しています。
そのため、ゲーム性よりプログラムの単純さを重視しました。

ということで、ゲーム性を重視した「Shoot Evo」も同時にMarketplaceに公開しました。
Shoot EvoのルールもShootとほぼ同じですが、以下の部分が違います。
 - シュート成功率が表示されます
 - 直近の1分間にシュートが成功した数が記録されます
 - 直近1分間のシュート成功数がハイスコアとして残ります
 - シュート後、画面をタップすると次のシュートが打てます
 - 筐体の傾きには対応していません
- 画面左下にゲームの起動時からの時間が表示されます
 - 英語版として公開しています

このShootは、12月中旬に川西裕幸さんと仕事をしていたときに、川西さんの前で作ったゲームです。
ゲームのキャラクターは、Windows Phone Apps Art Galleryで提供されている素材を使っています。
ゲーム自体は1時間くらいで作れたので、そのときに川西さんは、「Windows Phoneだと本当に簡単に作れるよね。キャラクターも素材集があるから、簡単だね」と言っていました。
それが、最後の会話につながったのかもしれません。
今となっては、思い出の1つです。

マイクロソフト
田中達彦