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データの可視化 - データグラフィック

まずはこちらをご覧ください。前回データ接続を完了し、図形にデータをリンクした図面の完成図です。

 

このプロセス図はもともとは図形の接続状態だけが描画されたシンプルな図面でした。

前回インポートしたデータと図形とデータをリンクした結果、テキスト、数値、フラグが図形内にきれいに描画されているのかわかると思います。

これはデータグラフィックという新機能で実現しています。この機能を使うと、図形データを次の 4 つの形式のいずれかで図として表現することができます。

テキスト形式

テキスト データを様々な形で表示します。上の例ではプロセスのタイトルや番号、状態 (ここではフィールド名も表示しています) を表示していますね。位置、下線や囲み枠の有無など細かいカスタマイズが可能です

   

データバー形式

数値データをグラフィックで表現します。上では日数を横棒で表現していますね。横棒や縦棒、星や人形のグラフで表現できます

   

アイコン形式

範囲やテキストの有無など条件によって、図形に添えるアイコンを変えることができます。上では ! のついた記号がデータバーの横に表示されていますね。注意を喚起するための記号として使います。旗、矢印、表情などがあります

   

色分け

これは図形の色を条件に合わせて変える機能です。 Visio 2003 にもアドイン メニューの中にありましたね。上のサンプル画像では赤、黄、青の 3 色で図形を塗り分けています。同系色の濃度で表現するオプションなど設定方法が少し変わりました

   

データ グラフィックは 1 つの図面に対していくつも作成でき、作業ウィンドウで適用するグラフィックを切り替えることができます。同期後、データソースの値が更新されていればこのデータグラフィックも必要に応じて表示が更新されます。

設定はこのような画面で行います。詳細は割愛しますが、なんとなくどんな設定が可能かお分かりいただけると思います。

その他の応用例も貼り付けておきます。データの羅列が整然としたビジュアル レポートになっているのがお分かりいただけると思います。