ASP.NET 4 Web フォームで SEO対策 第1回 ~ WebMatrix の SEO レポート機能を使う ~
こんにちは。
先ほどのブログ記事投稿で WebMatrix のインストール方法を紹介しました。これから第1回として、SEO レポート生成機能を使用して Web サイトの検証を行う方法を説明してまいります。
念のため記載しますが、WebMatrix で生成される SEOレポートはBing の SEO 対策に有効なものとなります。
SEOレポート生成のための準備
・ASP.NET 4 Web フォームで作成した Web アプリを IIS上に配置してください (localhost 可)。
WebMatrix 起動 ~ SEOレポートの生成
(1) WebMatrix を起動するとアイコンが4つ表示されます。「Site From Template」をクリックし、「Startter Site」テンプレートを選択してください。
(注意)ここでは、(2) の画面を表示させる事が目的です。その他の方法でも (2) の画面が表示されれば問題ありません。
(2) 下記の画面が表示されますので、「Run a report」(赤枠で囲まれた箇所)をクリックします。
(3) 画面中央にある「Run an SEO Report for your site」をクリックします。
(4) 画面中央にウインドウが表示されますので、名前とStart URL を入力します。Start URL には外部サイト(例: microsoft.com)も設定可能です。
そして、「OK」ボタンをクリックするとStart URL で指定したURLについてのSEOレポートが生成されます。
生成されたSEOレポートの内容
とある外部サイト(Tech Ed 2010 のラップアップセッションのデモで使用したサイトですが、ブログ記事中ではURLは非公開とさせてください)に対するSEO レポートを生成した結果の一部をスクリーンショットにとりました。
レポートの最上位に「ASP.NET ViewState is too long(ViewState が長すぎます)」という警告が表示されています。SEOレポートは、しっかりと ViewState もチェックしてくれます。
メッセージをクリックするとエラー内容が表示されます。下の画面は、ViewStateの警告文をクリックした時の画面になります。
上の画面の「View More Details」をクリックするとさらに詳細なレポートが表示されます(下の画面)ので、エラー内容を確認することができます。
いかがでしたでしょうか?
次回はASP.NET 4 Web フォーム 新機能として実装されたSEO対策機能を紹介してまいります。
武田正樹