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マイクロソフトが、ガートナー マジック クアドラントのパブリック クラウド ストレージ サービス分野で 2 年連続「リーダー」に選出

このポストは、6 月 26 日に投稿された Microsoft Named a Leader in Gartner’s Public Cloud Storage Services for Second Consecutive Year の翻訳です。

ガートナーは先日、クラウド ストレージ サービス分野のマジック クアドラント (英語) を公開しました。この中で Microsoft Azure は、「ビジョンの完全性 (Completeness of Vision)」と「実行能力 (Ability to Execute)」を評価され、2 年連続で「リーダー」として認められました。これに先駆けて、Nasuni による独自の調査レポート (英語) では Azure Storage がベンチマーク テストで最高のパフォーマンスを記録しましたが、今回のガートナーの評価はそれに続く素晴らしいものとなりました。ガートナーのレポートには、マイクロソフトは、ガートナーのマジック クアドラントの IaaS、アプリケーション PaaS、クラウド ストレージの 3 つの部門で「リーダー」に選ばれた唯一のベンダーであると示されています。

1 年間に生み出されるデジタル データの量は、年々飛躍的に増加しています。IDC では、2020 年までにデジタル データの総量が約 40 ゼタバイト (40,000,000 ペタバイト) になり、その大部分はクラウドに格納されると予想しています。Microsoft Azure Storage は、顧客のストレージをクラウド上で低コストでスケーリングすること、および高い耐久性と可用性を持つサービスを提供するという点で非常に高い評価を得ています。また、Azure Storage のサービスは世界的な広がりをみせており、近日中にも提供範囲は 22 のリージョンにも達します。このため、お客様はアプリケーションの実行場所からより近い場所に設置されているストレージを選択し、世界の需要に合わせてソリューションをスケーリングすることができます。

図 1: 世界中のパブリック クラウド サービスを対象としたマジック クアドラント

このマジック クアドラントのグラフは、大規模な調査ドキュメントの一部としてガートナーから発表されたものであり、そのドキュメント全体の文脈において解釈されるべきものです。

Microsoft Azure は包括的なストレージ オプションを提供している唯一のクラウド プロバイダーであり、お客様は、ローカル冗長ストレージ (LRS)、ゾーン冗長ストレージ (ZRS)、地理冗長ストレージ (GRS)、読み取りアクセス地理冗長ストレージ (RA-GRS) といった豊富なオプションの中から最適なものを選択することができます。これらのストレージ オプションの詳細と料金については、こちらのページを参照してください。

クラウド型の総合的なストレージ サービスや企業向けソリューションをお探しの方にとって、Azure Storage は最適な選択肢となります。Azure Storage では、ブロック BLOB、ページ BLOB と Disks、Tables と Queues、Files といった各種のクラウド ストレージ サービスが用意されています。各ストレージ サービスの詳細については、Azure Storage の概要ドキュメント、および Azure Storage の概要ビデオ (英語) をご覧ください。また、Azure Storage は StorSimple、Azure Backup、Azure Site Recovery などの他のマイクロソフト製品と統合されており、企業の増加したデータ量をシームレスにクラウドに格納したり、アクティブなデータをクラウドにバックアップしたり、プライマリ データセンターが災害に遭ったときにデータをシームレスに復旧したりすることができます。

さらに、マイクロソフトでは、お客様からのフィードバックに基づいて Azure Storage を継続的に進化させています。その成果の 1 つが、先日一般提供が開始された Azure Premium Storage です。Azure Premium Storage では、入出力負荷が高く低レイテンシが求められるワークロード (Azure VM 上で実行される SQL Server など) の実行が可能なほか、全体的なコストを削減しながら、スピーディなトランザクション処理を実現しています。Premium Storage のリリース以降、Azure のお客様からは仮想マシンのパフォーマンスが向上したという声を多数いただいています。Premium Storage の詳細については、こちらのブログ記事Premium Storage の概要ドキュメントをご確認ください。

お客様の導入事例

マイクロソフトの技術革新は急速に進んでおり、これらのテクノロジをご利用いただくことによって、お客様やパートナーの皆様は、処理時間の短縮や迅速な技術革新、全体的なコスト削減といったさまざまなビジネス目標を達成されています。以下は Azure Storage を導入されたお客様の事例の一部です。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

フランスの食品販売チェーンの Chronodrive: Azure Premium Storage へのアップグレードで、在庫処理にかかる時間が半分に (英語)

オンライン型旅行会社の Serko: クラウド ストレージをアップグレードして、データベースの処理速度を大幅に向上 (英語)

大手医療関連企業の McKesson: マイクロソフトのクラウド プラットフォームで構築した医療分析ソリューションを顧客に提供 (英語)

自動車製造販売のマツダ: ハイブリッド クラウド ストレージの活用で、データ保護の強化と 95% のコスト削減を実現 (英語)

マイクロソフトは、当社のクラウド ストレージに対するビジョンとその実行能力をガートナーに高く評価していただいたことを大変光栄に思っています。今後もこのビジョンをさらに発展させ、お客様とパートナーの皆様に対する支援を向上すべく取り組んでまいります。ガートナーによる「クラウド ストレージ サービスのマジック クアドラント」のレポート全文は、こちらのページ (英語) からご請求いただけます。

このレポートについて、または急速な進化を遂げているクラウド ストレージの今後の展望について、皆様からのたくさんのご意見をお待ちしています。

*ガートナーは、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジの利用者に助言するものではありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。