Azure DocumentDB: Azure 管理ポータルでのドキュメントの編集とクエリ実行
このポストは、11 月 7 日に投稿された Azure DocumentDB – edit and query documents in the Azure portal の翻訳です。
DocumentDB の管理エクスペリエンスをさらに向上させるために、多数の優れた機能強化がリリースされています。10 月 23 日のポータルの更新では、https://portal.azure.com で次の新機能を利用できるようになりました。
- ドキュメントの CRUD 操作 – ドキュメントの作成、編集、削除
- ドキュメントのフィルター処理および更新 – Document Explorer の結果のフィルター処理、更新
- Query Explorer – DocumentDB の SQL クエリの作成、実行
以下では、これらの新機能についてそれぞれ詳細をご紹介します。
ドキュメントの CRUD 操作
Document Explorer の機能が強化され、ドキュメントを作成、編集、削除できるようになりました。ドキュメントを作成するには、[Create Document] コマンドをクリックします。最低限の JSON スニペットが表示されます。
ID を入力しない場合、Document Explorer によって自動的に GUID が生成され、ID の値として使用されます。
[Save] をクリックすると、ブレードのタイトルが更新され、入力した (または生成された) ID が反映されます。
既存のドキュメントを編集するには、Document Explorer で目的のドキュメントを選択し、編集が完了したら [Save] コマンドをクリックします。
同様に、削除する場合にも、目的のドキュメントを選択し、[Delete] コマンドをクリックしてから削除を確定します (確定を行うと、そのドキュメントは Document Explorer のリストからすぐに削除されます)。
Document Explorer は、ドキュメント内の JSON が有効であるかどうかを検証します。
ドキュメントに無効な JSON コンテンツが含まれる場合には保存できません。
Document Explorer によるフィルター処理と更新のサポート
Document Explorer では、ロードされている複数のドキュメントを ID プロパティによって絞り込むことができるようになりました。フィルター ボックスに入力すると、入力した条件に基づいてグリッド内の現在の結果が絞り込まれます。
Query Explorer
新しくなった Query Explorer では、DocumentDB の SQL クエリを作成して実行することができます。
Query Explorer は、DocumentDB の Account、Database、Collection のいずれのブレードからでも起動できます。Query Editor には、既定のクエリである SELECT * from c が表示されます。既定のクエリをそのまま使用するか、独自のクエリを作成してから、[Run] コマンドをクリックして結果を表示します。
既定では、Query Explorer では 100 件ごとに結果が返されます。クエリの実行結果が 100 件を超える場合は、[Next page] および [Previous page] コマンドを使用して前後の結果を確認できます。
Azure 管理ポータルへの追加をご希望される DocumentDB の機能やエクスペリエンスについて、皆様からのご意見をお待ちしております。ご提案は Microsoft Azure DocumentDB のフィードバック フォーラム (英語) までお寄せください。また、DocumentDB をまだお試しになっていない場合は、こちらのページからご利用を開始いただけます。
ぜひお試しください。