「いいね」ボタンの意味
今回は先日あるお客様と話している時にでた話題です。
「いいね」は強要しないで欲しい
これは非常に良いポイントです。若手の社員から出たコメントとのことですが、なるほど!と思いました。きっと普段からSNSを使っている方なのでしょうか。確かにソーシャルの趣旨からすると強要は良くないですね。ソーシャルの世界は自由な世界ですから。
ただ、社内SNSを進めていく上ではどうでしょうか。きっとこれを機会に初めてソーシャルの触れるユーザも多くいらっしゃるかと思います。そういった方が多いと「いいね」ボタン1つもとても勇気のいることです。最初の一歩を踏み出せない方も多くいらっしゃると思います。慣れてくると「いいね」ボタンの1つどうという事もなくなってしまうのですが、私も初めて触ったころはそうでした。最初の慣れるフェーズと捉えれば、ある程度の強要とは言わないまでも推奨はして良いと思っております。また合わせて皆さんがどのような意図で「いいね」を押しているのかは共通認識をもっておいた方がコミュニケーションも円滑になるかと思います。
さて、「いいね」とはどんな時にボタンを押すのでしょうか?
言葉通りに捉えれば、良かったと思った時でしょう。これは非常にわかりやすいですが、それだけでしょうか?
Yammerを利用する前までは、コミュニケーションの代表はメールでした。(多くの方は今もメールが代表選手かと思います)メールコミュニケーションの最大のストレスは、どうでもいいメール(価値を生まないメール、自分自身に関係ないメール)も大切なメールと同じように届くことです。一言で言えば、メールの洪水状態です。
例えば、「了解メール」は不要なメールの代表選手です。特にCCに沢山入っている場合は、それは当事者だけに返してくれよ。と思うことも皆さんもご経験あるかと思います。そんなときに、「いいね」ボタン1つあるだけで、この「了解」という意味を伝えることができます。
その他にも
・参考になったよ
・読んだよ
・素晴らしいね
・ありがとう
など
ポジティブな反応の意味も含まれて使っている方が多く、上記一言で済ませる位の反応であれば、「いいね」ボタン1つで済ませてしまった方が、互いに生産性があがると思います。もしそれ以上のコメントを返したいというのであれば是非とも返信してコメントを返して頂きたいです。例えば、一言で言いきれないほど感謝している、付加する情報がある、対案がある・・・などです。
Yammerを使う環境はPC以外にスマートフォン、タブレットなど短い時間に情報をチェックして、すぐに簡潔に反応するという使い方も非常に多いと思います。上手く「いいね」を使いスピーディなコミュニケーションに役立てて下さい。