Microsoft Teams と Skype for Business クライアントの今後について
Japan Lync/Skype サポートチームです。
米国時間2017年9月25日、米国にて開幕した、エンタープライズ テクノロジ カンファレンス 「Ignite(イグナイト)」において、将来にわたるコミュニケーションプラットフォームの提供方針として、Microsoft Teamsで活用されている、多くの機能と、Skype for Business の機能のインテグレーションを進めることが発表されました。
今後、コミュニケーションプラットフォームは、主として、クラウドサービスである Office 365 をベースとした、Microsoft Teams クライアントを発展させるよう開発が展開され、より多彩な機能の提供が実施されて行く予定です。
もちろん、Office365を、現在ご利用でないお客様、また、直ちに移行が難しいお客様に対してのニーズにも対応できるよう、オンプレミス環境でのご利用にあたって、Skype for Business Server の次期バージョンのリリースも、2018年後半を目途としてご提供を予定しています。
これらのイノベーションをお客様に提供し続けてゆくにあたり、私たち、マイクロソフトはお客様に対して以下の取り組みを進めていきます。
・Microsoft Teamsへの移行への判断や決定を行うための情報公開を進め、お客様にとって最善なソリューションを検討頂けるようにします。
・これに付随して、Microsoft Teamsへの移行をご支援するプロアクティブサポートメニューをご提供します。
・Microsoft Teamsへの移行を行われないお客様に対しては、引き続き、Office365 上で、Skype for Business Online のサービスの提供を行い、また、これに伴ったサポートのご提供を実施して行きます。
・Microsoft Teamsと、Skype for Business Online の並行運用をサポートします。
なお、以上のアナウンスについては、以下のニュースリリース や FAQ が公開されております。
FAQ - Journey from Skype for Business to Microsoft Teams(英文)
https://docs.microsoft.com/MicrosoftTeams/faq-journey
※上記内容は現時点で英文のみ公開されております。
その他参考情報として、以下のBlog情報もご参照ください。
A new vision for intelligent communications in Office 365
https://blogs.office.com/en-us/2017/09/25/a-new-vision-for-intelligent-communications-in-office-365/