Visual Studio 2005 で Visio アドイン
Visual Studio 2005 が発売になりましたね。
TechEd でも取り上げましたが、Visual Studio 2005 で WinForm を作成し、Visio ActiveX を挿入するとコンパイルできなくなる、という問題がありました。この件もう直っています。
ただ、Visio 2003 SDK をインストールしても Visual Studio 2005 でウィザード形式によるアドイン、アドオンのプロジェクト作成ができなくなってしまいました。
アドオンについては、Visual Studio 2003 でプロジェクトを作成し、アップグレードしていただくのが一番の早道です。Visual Studio 2003 と 2005 は共存できるようですし。
アドインについてはちょっとした方法で作成できるのでここで紹介します。
1. Visual Studio 2005 を起動、新しいプロジェクトを作成し、その他のプロジェクトの種類カテゴリ内にある、機能拡張、を選択します
2. アドイン ウィザードが始まるので、言語を選択します
3. アプリケーション ホストの選択画面では Visio を選択してそれ以外はオフにします
4. アドインの名前と説明は適当に
5. アドインの起動方法、インストール方法を設定できます。とりあえず起動時に読み込む、をオンにしておくと、エントリ ポイントがわかりやすく作成されるのでコーディングがしやすくなります
ウィザードの設定は以上で終了です。最後にプロジェクトの参照設定で、Visio のタイプ ライブラリを追加してとりあえず完了です。
あと名前空間で Microsoft.Office.Interop.Visio の設定、も必須ですね。
ほぼ完了、ですがデバッグを開始しても Visio が起動することはありません。必要な方はデバッグの設定で Visio.exe へのパス指定を行ってください。
<担当: M>
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Comments
- Anonymous
May 04, 2006
Visual Studio 2002/2003でVisioアドインの開発を行う場合、デバッグ実行ができないことがあります。.NET Framework 2.0が悪さをします。詳細は↓にまとめました。http://visio.seesaa.net/article/17381275.html