Microsoft Innovation Award 2017 のご案内
こんにちは、日本マイクロソフト スタートアップ支援担当の増渕です。
皆さんは、Microsoft Innovation Award をご存知ですか?
Microsoft Innovation Award は「テクノロジによるイノベーション」をキーワードに、革新的なアイデアを形にしたソフトウェア、ハードウェア、IoT やアプリなどのソリューションを表彰する10 年目のアワードで、テクノロジ スタートアップを世の中に送りだしてきました。
Microsoft Innovation Award 2017 の応募期間は残すところあと少しとなりました。開発者、スタートアップのソリューション応募をお待ちしております。締め切りは1月31日です。 *締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございます。2017.02.01 * https://www.microsoft.com/ja-jp/startups/mia
ファイナルピッチと表彰式は、3月22日に開催される、Microsoft Innovation Day 2017 の中で行われます。開発者、スタートアップ、投資家、ビジネスリーダー、学生、教育者、大企業の新規事業担当者はぜひチェックしてください。学生向けコンテスト、Imagine Cup も併設しています。
https://events.techinasia.com/microsoft/innovation-day/
昨年行われた、 Microsoft Innovation Award 2016 では以下の企業・チームが 受賞されています。
- 最優秀賞+日本航空アントレプレナー賞 - bioSync(筑波大学/人工知能研究室)
- 審査員特別賞 - The VOICE(Hmcomm株式会社)
- 審査員特別賞 - 科学を加速させるAI 〜クラウドを活用したライフサイエンス
- 究画像解析〜(エルピクセル株式会社)
- オーディエンス賞 - Secual(株式会社Secual)
- 展示オーディエンス賞 - ロボットハンド/筋電義手( 株式会社メルティンMMI)
- サムライインキュベート賞 - KAGURA(株式会社しくみデザイン)
- PR TIMES 賞 - Secual(株式会社Secual)
- Tech in Asia 賞 - Milbox Touch(株式会社WHITE)
- The BRIDGE 賞 - The VOICE (Hmcomm株式会社)
受賞者の皆さんのご活躍を少しだけご紹介します。
■ 最優秀賞+日本航空アントレプレナー賞 - bioSync(筑波大学/人工知能研究室)
筑波大の人工知能研究室西田惇さんが作成している bioSync は、身体をハッキングすることで次世代のリハビリにつなげるデバイス。その後、Microsoft Research Asia PhD Fellowship Award 2016 に選ばれ、昨年11月よりMicrosoftの研究所、Microsoft Research Asia に合流しました。また、GUGEN2016大賞を受賞など、イノベーションアワード後も素晴らしい活躍をされてます。
■ 審査員特別賞+The BRIDGE 賞 - The VOICE (Hmcomm株式会社)
動画・音声コンテンツ内の音声データをテキスト化する音声認識技術を産総研から技術移転を受けた、Hmcomm は、The VOICE 発表しました。他にも様々なソリューション開発を展開しており、昨年は、時事通信社セミナーにおける「リアルタイム文字起こし」実現に向け 音声データ自動テキスト化サービス「VBox」活用による支援を発表しています。
■ 審査員特別賞 - 科学を加速させるAI 〜クラウドを活用したライフサイエンス研究画像解析〜(エルピクセル株式会社)
エルピクセルは、人工知能を活用したライフサイエンス画像解析クラウドサービス「 IMACE(イマセル)」を開発。三菱UFJ技術育成財団「平成28年度第1回研究開発助成金交付プロジェクト」に採択され、その後、総額7億円の資金調達に成功しています。
■ オーディエンス賞+PR TIMES 賞 - Secual(株式会社Secual)
Secual は、インターネットにつながるスマートホームセキュリティ。
昨年、元VLOG(ブイログ)代表取締役 菊池正和氏を副社長に招聘し、カメラ機能を融合したSecual次世代モデルの開発に着手。その後、東京海上日動火災保険と協業などサービス拡大を続けています。
■ 展示オーディエンス賞 - ロボットハンド/筋電義手( 株式会社メルティンMMI)
電気通信大学インキュベーション施設から輩出されたスタートアップであるメルティンMMIは、リバネス主催のリアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー 2016 スタートアップ部門賞を受賞してます。その後、 『Cybathlon:テクノロジーを競う障碍者スポーツ大会 世界で競う日本の先端技術』に、電動義手レースと機能的電気刺激(FES)自転車レースの2種目に出場。NHK World にて特集されるなど大きな話題を呼んでました。
■ サムライインキュベート賞 - KAGURA(株式会社しくみデザイン)
身体を動かすだけで楽器演奏が行えるKAGURAを開発する しくみデザインは、音楽フェス、Sonar内のスタートアップコンペ「Sonar+D Startup Competition 2016」では、日本からは初のグランプリを受賞し、Kickstarter での目標額を達成されています。
■ Tech in Asia 賞 - Milbox Touch(株式会社WHITE)
段ボールを利用した安価なVRゴーグル、Milbox Touch は微弱電流をつたえられる電極シールを開発し、段ボールの中のスマートフォンを操作可能にするソリューションです。開発者向けにもUnity / Android / iOS用のSDKを順次公開。
皆様の熱いチャレンジをお待ちしております。