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Windows 10 RS2 (1703) 以降における Microsoft アカウントとの「設定の同期」の仕様変更について

こんにちは。Windows サポート チームの矢澤です。
今回は Windows 10 RS2 (1703) 以降における Microsoft アカウントとの「設定の同期」の仕様変更についてご案内いたします。

 
1. RS1 (1607) 以前の動作
[設定] - [アカウント] - [メール & アプリのアカウント] にて [Microsoft アカウント] から Microsoft アカウントを追加することにより「設定の同期」が利用できます。

 

2. RS2 (1703) 以降の動作
ドメイン ユーザーにおいては、Microsoft アカウントを追加しても、「設定の同期」が無効化されており、グレーアウトします。
 

 
3. 仕様変更の理由
ドメイン ユーザーにて「設定の同期」が行われると、ドメインの管理者が意図しない設定が有効になることから、ドメイン ユーザー アカウントと Microsoft アカウントを同期させない要望が弊社に多数寄せられた結果、RS2 (1703) 以降においてドメイン ユーザーでは Microsoft アカウントと「設定の同期」が無効 (グレーアウト) となるように仕様が変更されました。