仮想ホスト環境で Active Directory ドメイン コントローラをホストする場合の考慮事項
なんかドメイン コントローラーの仮想化の話ばかり書いてますが。私、Active Directoryは専門じゃないんです。化けの皮が剥がれない程度にしとかないと・・・
今日は前回と前々回への補足です。
ドメイン コントローラーを仮想化する場合に留意すべき点について、技術情報(KB)とTechNetの記事がありましたので、お知らせしておきます(実は私も知らなかったんです。恥ずかしながら。。。)
まず、KB888794
「仮想ホスト環境で Active Directory ドメインコントローラをホストする場合の考慮事項」
https://support.microsoft.com/kb/888794/ja
次に、TechNet
仮想化ドメイン コントローラーのバックアップと復元に関する考慮事項
付録 A: 仮想化ドメイン コントローラーとレプリケーションに関する問題
- VMの「状態を保存」するべからず
- VMを「一時停止」するべからず
- VMのエクスポート/インポートをするべからず
- 差分ディスクを使うべからず
- スナップショットを取るべからず(スナップショットも差分ディスクを利用しているので)
- ディスクの書き込みキャッシュを確実にOFFにすべし
等々、DBの整合性維持、レプリケーションの不具合防止のための注意事項がいろいろあります。
これらをしっかり気をつければDCを仮想化することは可能である、と前向きに解釈して頂ければ幸いです。
__END__