Surface 上での Windows 10 Enterprise LTSC 版のご利用について
こんにちは。 Surface 法人向けサポート担当の岩松です。
弊社では、米国時間 2017/4/11 付で、 Surface を Windows 10 Enterprise LTSC 版でご利用いただいている、または、ご利用を検討中のお客様向けのご案内を公開いたしました。(2018/1 文書がLTSC 向けに更新されています。)
Surface device compatibility with Windows 10 Long-Term Servicing Channel (LTSC)
この記事では、上記英文記事のポイントを日本語でご紹介します。詳細につきましては、お手数ですが原文をご参照ください。
Surface 上での Windows 10 Enterprise LTSC 版のご利用について
Surface デバイスは、生産性や一般的用途シナリオにおいて、クラス最高の体験をもたらすようにデザインされており、Surface の進化は、Windows 10 の機能アップデートによってもたらされます。逆に、Windows 10 Enterprise LTSC 版では、機能更新プログラムは提供されず、いくつかの Windows コンポーネントも除かれており、Surface の中核的機能の一部が利用できなくなっています。
Surface デバイスでの Windows 10 Enterprise LTSC 環境のご利用は、理想的でないエンドユーザー体験につながり、ユーザーがプレミアムで最新のユーザー体験を求め期待する環境でのご利用は避けることを推奨しています。
利用時の制限事項
Surface Deviceでの Windows 10 Enterprise LTSC 版の利用を選択される際には、以下の制限を考慮いただくようお願いいたします。
- Surface デバイス向けのファームウェア・ドライバーは、明示的に Windows 10 Enterprise LTSC リリースでテストされることはありません。
- もし、問題が発生した場合、マイクロソフトのサポートはトラブルシューティングのご支援を提供します。しかし、Windows LTSC 向けのサービシングの性質上、問題の解決には、端末をより新しいバージョンの Windows 10 Enterprise LTSC か、Windows 10 Pro または Enterprise の Semi Annual Channel サービシング オプションにアップグレードする必要がある可能性があります。
- Surface 端末の交換(例えば、保証期間内の交換)には、僅かなハードウェア構成の変更を含み、ファームウェア・ドライバーの更新が必要な場合があります。これらの更新との互換性を確保するには、より新しいバージョンの Windows 10 Enterprise LTSC か、Windows 10 Pro または Enterprise の Semi Annual Channel サービシング オプションにアップグレードする必要がある可能性があります。