[MEMO]WebMatrix 2 Beta版 の IntelliSense にPHP 関数を追加する
WebMatrix 2 Beta 版(以降、WebMatrix) には PHP の IntelliSense(入力支援機能) が搭載されていますが、全ての PHP 関数が搭載されているわけではありません。今回は IntelliSense に登録されていない PHP 関数を追加する方法をご紹介します。
(1) WebMatrix がインストールされているフォルダー(C:\Program Files\Microsoft WebMatrix, 32bit 版)に「Schemas」というフォルダーがあります。ここに、IntelliSense で有効となるスクリプト言語の関数やHTMLタグが登録されているファイルが格納されています。
(2) 「Php」フォルダーにある「PHP53Schema.xml」をメモ帳などのエディターで開きます。
(3) 「PHP53Schema.xml」の「globalfunctions」タグ-「items」タグに下記の赤枠のような「item」タグを追加します。
各タグに入力する内容は、以下のようになります。
- <item name=""> ⇒IntelliSense で自動補完する関数名をxxxに入力します。
- <description> ⇒関数の概要紹介文
- <signature> ⇒関数の説明
- <docrelurl> ⇒リファレンスのURL。この場合は https://php.net/ 以下を入力します。
pg_query 関数の場合の入力例は以下になります。
<item name="pg_query">
<description>PostgresSQLのクエリーを実行する</description>
<signature>pg_query ([ resource $connection ], string $query )</signature>
<docrelurl>manual/ja/function.pg-query.php</docrelurl>
</item>
(4) 編集が終わりましたらファイルを保存します(一度別の場所に保存してからファイルを移動して上書き必要があります)。
以上で、作業は終了です。
WebMatrix で PHP ファイルを編集しているときに、pg_query 関数の IntelliSense が有効になっている事をご確認ください。
武田正樹