Fast Track プログラムについて (サブミッションの簡略化)
下記の表にあるデバイスが Windows 8 の認定を取得済みで、次の条件に当てはまる場合は、Windows 8.1 認定のためのテストを簡略化できます。
- Windows 8 の認定を既に取得済みである。
- デバイスのバイナリが Windows 8 用のサブミッションから変更されておらず、INF のみ新しい Windows バージョン用に変更されている。
デバイスが上記の条件を満たす場合、以下の手順に従ってサブミッションを作成できます。
- 新しい Windows HCK for Windows 8.1 を使用して Windows 8.1 プロジェクトを作成し、Device.DevFund INF テストを実行します。
- Windows デベロッパー センターのハードウェア ダッシュボードで結果をパッケージし、サブミッションをアップロードします。
- Readme に Windows 8 用のときの Submission ID を記入します。
- Readme に「Errata ID 2657 - Windows 8 to Windows 8.1 driver certification update special」を明記します。
以下の項目についてサブミッションのレビューが実施されます。
- README ファイルで参照されている以前の Windows 認定。
- DevFund INF テストに合格していること。
- バイナリが変更されていないこと。(WinDiff を使用してテストします)。
レビューに問題がなければ、このサブミッションは無料です。
Windows 8.1 用の再申請時に認定テストの簡略化が可能な Windows 8 デバイス |
Digital Video Camera |
Digital Media Renderer |
Digital Still Camera |
Distribution Scan Management Enabled Device |
Enterprise WSD Multifunction Printer |
Game Controller |
Generic Controller |
Graphics Tablet |
Hard Drive - HDD, SSD |
LAN |
LCD |
Monitor |
Multifunction Printer |
Optical Drive |
Other |
Pen Digitizer |
Printer |
Removable Storage |
Router |
Scanner |
SDIO Controller |
Signature Tablet |
Smart Card |
Smart Card Reader |
Storage Array |
Storage Controller (Client) |
Storage Spaces Adapter (Client) |
Storage Spaces Drive |
Storage Spaces Enclosure |
Touch |
Touch Monitor |
USB Hub |
WSD Multifunction |
WSD Printer |
WSD Scanner |
新しいドライバーまたは変更されたドライバーは Windows 8.1 のテストが必要です
上記の表に記載されていない新しいデバイスやドライバーを提出する場合 (または、以前認定されたドライバーを更新し、提出する場合) は、Windows 8 用のテストが必要です。ただし、Windows 8 のテストを全面的にやり直さなくても、Windows 8 の署名をリクエストすることができます。この場合は、以下の手順に従って、Windows 8 用の INF が適切に設定されていることを証明してください。
- 新しい Windows HCK for Windows 8.1 を使用して Windows 8.1 プロジェクトを作成し、認定テスト全体を実行します。
- 新しい Windows HCK for Windows 8.1 を使用して Windows 8 プロジェクトを作成し、Device.DevFund INF テストのみを実行します。
- Windows デベロッパー センターのハードウェア ダッシュボードにあるパッケージ ツールを使用して、2 つのプロジェクトの結果をパッケージし、サブミッションをアップロードします。
- Readme に「Errata ID 2656 - Windows 8.1 to Windows 8 driver certification downgrade special」を明記します。
以下の項目についてサブミッションのレビューが実施されます。
- Windows 8.1 テストの結果。
- Windows 8 の DevFund INF テストに合格していること。
- 両方のプロジェクトで同じバイナリが使用されていること。