regr_avgy
集計関数
適用対象: Databricks SQL Databricks Runtime 11.3 LTS 以降
xExpr
と yExpr
が NOT NULL
であるグループの値から計算された yExpr
の平均を返します。
構文
regr_avgy( [ALL | DISTINCT] yExpr, xExpr) [FILTER ( WHERE cond ) ]
この関数は、OVER
句を使用して ウィンドウ 関数として呼び出すこともできます。
引数
yExpr
: 数値式、従属変数。xExpr
: 数値式、独立変数。cond
: 関数に使用される行をフィルター処理するオプションのブール式。
戻り値
結果の型は、次の yExpr
の型によって異なります。
DECIMAL(p, s)
: 結果の型は DECIMAL(p + 4, s + 4) です。DECIMAL の最大有効桁数に達した場合、有効数字の損失を避けるために小数部桁数の増加が制限されます。- それ以外の場合、結果は
DOUBLE
です。
グループ内の null 値はすべて無視されます。 グループが空の場合、または null 値のみで構成されている場合、結果は NULL
になります。
DISTINCT
を指定した場合は、重複が削除された後に平均が計算されます。
regr_avgy(y, x)
は avg(y) FILTER(WHERE x IS NOT NULL AND y IS NOT NULL)
のシノニムです。
例
> SELECT regr_avgy(y, x) FROM VALUES (1, 2), (2, 3), (2, 3), (null, 4), (4, null) AS T(y, x);
1.6666666666666667