uuid (C++)

Microsoft 固有の仕様

コンパイラは、uuid 属性で宣言または定義された (完全な COM オブジェクト定義のみ) クラスまたは構造体に GUID をアタッチします。

構文

__declspec( uuid("ComObjectGUID") ) declarator

解説

uuid 属性は、引数として文字列を受け取ります。 この文字列は、{ } 区切り記号を伴う標準レジストリ形式、またはこの区切り記号を伴わない標準レジストリ形式で GUID の名前を指定します。 次に例を示します。

struct __declspec(uuid("00000000-0000-0000-c000-000000000046")) IUnknown;
struct __declspec(uuid("{00020400-0000-0000-c000-000000000046}")) IDispatch;

この属性は、再宣言で適用できます。 これにより、システム ヘッダーは、IUnknown などのインターフェイスの定義を提供できます。また、他のヘッダー (<comdef.h> など) の再宣言で GUID を提供できます。

キーワード __uuidof は、ユーザー定義型に接続されている定数 GUID を取得するために適用できます。

Microsoft 固有の仕様はここまで

関連項目

__declspec
キーワード