サンプル: Word アドインを使用してWord ドキュメント テンプレートをインポートする

テンプレートを使用すると、ユーザーは組織の一貫性のあるドキュメントをすばやく作成できます。 テンプレートには、会社情報や、コンプライアンス、法律、またはその他の理由でユーザーが必要とするその他の重要な詳細を含めることができます。

この記事では、Word ドキュメントのテンプレートとして使用する .docx ファイルをインポートするサンプル アドインを紹介します。 アドインは、現在のドキュメントのコンテンツをテンプレートのコンテンツに置き換えます。

インポート テンプレート アドイン作業ウィンドウ。

前提条件

  • Microsoft 365 サブスクリプションに接続されている Office (Office for the web を含む)。

サンプル コードを実行する

この記事のサンプル コードは、Word ドキュメント内のテンプレートのインポートという名前です。 サンプルを実行するには、 readme の指示に従います。

インポートされたテンプレート。

サンプルの主要な手順

  1. ユーザーは、テンプレートとして使用する .docx ファイルを選択します。
  2. アドインは、テンプレート .docx ファイルを読み取り、 Document.insertFileFromBase64 を使用して、現在のドキュメントのコンテンツをテンプレート ファイルのコンテンツに置き換えます。
  3. ユーザーは、現在のドキュメントの内容を更新できます。

あなたのものにする

このサンプルをシナリオに合わせて調整する方法について、いくつかの提案を次に示します。

ユーザー設定を管理する

Office アドインでシングル サインオン (SSO) を有効に して、複数のドキュメント間でのユーザー データと設定の保持をサポートします。 サービスがドキュメント テンプレート ライブラリを提供またはホストしている場合、承認されたユーザーはドキュメント内のテンプレートにアクセスして適用できます。

アドインの 状態と設定 をユーザーの現在のドキュメントに保持することもできます。

注意

認証トークンや接続文字列などの機密情報は格納しないでください。 ドキュメント内のプロパティは暗号化も保護もされません。

テンプレートを指定する

ユーザーに対して、個人用または会社が承認したテンプレートを提供します。 これらのテンプレートは、認証されたエクスペリエンスの一部として共有の場所からアクセスできます。

コンテンツ コントロールフィールド、およびその他のコンポーネントをテンプレートの構成要素として使用できます。

テンプレートをカスタマイズする

ユーザーがテンプレートをカスタマイズまたは調整できるようにします。 他のユーザー (チーム、会社など) に役立つテンプレートの場合、ユーザーは共有の場所にアップロードできます。

関連項目