WorksheetFunction.BetaDist メソッド (Excel)

β分布の累積分布関数の値を返します。

重要

この関数は 1 つ以上の新しい関数に置き換えられました。この関数は、精度が向上し、その名前が使用法をより適切に反映する可能性があります。 この関数は旧バージョンの Excel で引き続き利用可能ですが、 下位互換性を確保する必要がない場合には、機能をより正確に表わす新しい関数を今後使用することをご検討ください。

新しい関数の詳細については、 Beta_Dist メソッドに関するページを参照してください。

構文

BetaDist (Arg1Arg2Arg3Arg4Arg5)

: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Arg1 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 区間 A (Arg4) ~ B (Arg5) の範囲で、関数を使用して検証する瞬間を指定します。
Arg2 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 確率分布に対するパラメーターを指定します。
Arg3 必須 倍精度浮動小数点型 (Double) 確率分布に対するパラメーターを指定します。
Arg4 省略可能 バリアント型 (Variant) x の区間の下限を指定します。この引数は省略することができます。
Arg5 省略可能 バリアント型 (Variant) x の区間の上限を指定します。この引数は省略することができます。

戻り値

Double

注釈

β分布は、複数の標本を対象に割合の変化を分析する場合などに使用します。たとえば、複数の人が 1 日のうちにテレビを見ている時間の割合を算出するときは、この関数を使用します。

引数が数値以外の場合、 BetaDist は#VALUEを返します。 が返されます。

アルファ ≤ 0 またはベータ ≤ 0 の場合、 BetaDist はエラー値を生成します。

x < A、x > B、または A = B の場合、 BetaDist はエラー値を生成します。

A と B の値を省略すると、 BetaDist は標準の累積ベータ分布を使用し、A = 0 と B = 1 になります。

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