AutoSize プロパティ

コンテンツ全体を表示するためにオブジェクトのサイズを自動的に調整するかどうかを指定します。

構文

オブジェクトAutoSize [= Boolean ]

AutoSize プロパティ構文には、次の指定項目があります。

パーツ 説明
object 必須です。 有効なオブジェクトです。
Boolean オプション。 コントロールのサイズを調整するかどうかを指定します。

Settings

Boolean の設定は以下のとおりです。

説明
True コンテンツ全体を表示するために、コントロールのサイズを自動的に調整します。
False コントロールのサイズを一定に保ちます。 コンテンツがコントロールの領域を超過する場合、コンテンツはクリップされます (既定)。

注釈

キャプションのあるコントロールの場合、AutoSize プロパティでは、キャプション全体を表示するようにコントロールが自動的に調整されるかどうかを指定します。

キャプションがないコントロールでは、コントロール内の情報がすべて表示できるようにコントロールのサイズを自動的に調整するかどうかを指定します。 たとえば、コンボ ボックス ( ComboBox ) コントロールの場合は、 AutoSize プロパティに True を設定すると、表示領域のサイズが現在の文字列の長さに合わせて自動的に調整されます。

1 行の文字列の取得と表示が設定されているテキスト ボックス ( TextBox ) で、 AutoSize プロパティに True を設定すると、コントロールの表示領域の幅が文字列の長さに合わせて自動的に調整されます。

テキストを含まない複数行のテキスト ボックスの場合、 AutoSizeTrue に設定すると、テキストは自動的に縦 1 列に表示されます。 テキスト列の幅は、そのフォント サイズで最大幅の文字を表示できる幅に設定されます。 テキスト列の高さは、 TextBox のテキスト全体を表示するように設定されます。

テキストを含む複数行テキスト ボックスの場合、 AutoSizeTrue に設定すると、 テキスト ボックス が自動的に垂直方向に拡大され、テキスト全体が表示されます。 テキスト ボックス ( TextBox) の幅は変わりません。

注:

AutoSize プロパティに True が設定されているときにユーザーが手動でコントロールのサイズを変更すると、 AutoSize プロパティで設定されている元のサイズは無効になり、手動で変更したサイズに置き換えられてしまいます。

関連項目

サポートとフィードバック

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