Format-List コマンドレットの使用

データの一覧表示

多くのコマンドレット (たとえば、Get-Service) は、取得した情報を表形式で表示するように設計されています。ただし、情報を一覧形式で表示したい場合があります (特に、画面にきれいに表示できないほど多くの列が結果の表にある場合)。期待どおり、Format-List コマンドレットは情報を一覧形式を表示するときに役立ちます。

まず最初に、Get-Service コマンドレットの既定の出力結果を示します。

Status   Name               DisplayName
------   ----               -----------
Running  AdobeActiveFile... Adobe Active File Monitor V4
Stopped  Alerter            Alerter
Running  ALG                Application Layer Gateway Service

次に、Format-List 経由でパイプ処理したときは、次のように出力されます。

Name                : Spooler
DisplayName         : Print Spooler
Status              : Running
DependentServices   : {}
ServicesDependedOn  : {RPCSS}
CanPauseAndContinue : False
CanShutdown         : True
CanStop             : True
ServiceType         : Win32OwnProcess, InteractiveProcess

おわかりのように、Windows PowerShell の既定のフォーマッタは、Get-Service を呼び出した時は、表形式で 3 つのプロパティ値のみを表示します。使用できるすべてのプロパティとその値をすべて取得するには、Get-Service を呼び出して、Format-List 経由で出力をパイプ処理する方法があります。

よい質問です。Format-List 経由で出力をパイプ処理する方法ですね。次に、その方法をお見せしましょう。

Get-Service | Format-List

とても簡単です。

Format-List のエイリアス
  • fl

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