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Lync Server 2013 での高可用性および障害復旧のサポート

 

トピック最終更新日時: 2012-09-25

Lync Server 2013 は、プールを介してサーバーの冗長性によって高可用性を提供します。 あるサーバーの役割を実行しているサーバーに障害が発生すると、プール内で同じサーバーの役割を実行している別のサーバーがそのサーバーの負荷を引き継ぎます。 同じことが、フロントエンド サーバー、エッジ サーバー、仲介サーバー、およびディレクターでも実行されます。 サーバーの役割の詳細については、「 Lync Server 2013 のサーバーロール」を参照してください。

Lync Server 2013 では、プールのペアリングを有効にすることでディザスター リカバリー対策も提供されます。 このトポロジをデプロイする場合は、フロント エンド プールのペアを指定します。ペア内の各プールは、個別のデータ センターと別の地理的領域に配置されます。 1 つのプールまたはサイトがダウンした場合は、そのプールのユーザーをリダイレクトして、サービスの中断を最小限に抑えて、ペア内のもう一方のプールを使用できます。

Lync Server 2013 では、バックエンド サーバーの高可用性もサポートされています。 これは、フロントエンド プール用に 2 つのバックエンド サーバーを展開し、バックエンド サーバーで実行されているすべての Lync データベースに対して同期SQL Serverミラーリングを設定するオプションのトポロジです。

プールのペアリングとバックエンド サーバーミラーリングの詳細については、「 Lync Server 2013 での高可用性とディザスター リカバリーの計画」を参照してください。