同時実行ランタイム

更新 : 2010 年 7 月

C++ の同時実行ランタイム プログラミング フレームワークにより、信頼性が高く、スケーラブルで、応答性の高い並行アプリケーションを作成できます。 このフレームワークでは抽象のレベルが引き上げられるので、同時実行に関連するインフラストラクチャの詳細を管理する必要はありません。 また、アプリケーションのサービスの品質への要求を満たすスケジューリング ポリシーを指定するためにも使用できます。 次の各ドキュメントには、同時実行ランタイムを初めて使用する場合に役立つ情報が記載されています。

作業の開始

タイトル

説明

同時実行ランタイムの概要

同時実行ランタイムが重要である理由とその主要機能について説明しています。

同時実行ランタイムとその他の同時実行モデルの比較

各自のアプリケーション要件に最も合った同時実行モデルを使用できるように、同時実行ランタイムと他の同時実行モデル (Windows スレッド プールや OpenMP など) の違いについて説明しています。

Lambda Expressions in C++

Rvalue Reference Declarator: &&

auto Keyword (Type Deduction)

Transporting Exceptions Between Threads

decltype Type Specifier

同時実行ランタイムを最大限に活用できるようにする Visual C++ 言語の新機能について説明しています。

同時実行ランタイムのチュートリアル

Code samples for the Concurrency Runtime and Parallel Pattern Library (同時実行ランタイムおよび並列パターン ライブラリのコード例)

実際のアプリケーションで同時実行ランタイムを使用する方法を示す完全なコード例を紹介しています。

並列パターン ライブラリ (PPL)

アプリケーションで並列ループ、タスク、および並列コンテナーを使用する方法について説明しています。

非同期エージェント ライブラリ

非同期エージェントとメッセージ パッシングを使用して、アプリケーションにデータ フローおよびパイプライン処理タスクを簡単に組み込む方法について説明しています。

タスク スケジューラ (同時実行ランタイム)

同時実行ランタイムに関するベスト プラクティス

並列診断ツール (同時実行ランタイム)

アプリケーションを微調整し、同時実行ランタイムを最も効果的に使用できるようにする方法について説明しています。

Parallel Programming in Native Code (ネイティブ コードでの並列プログラミング) のブログ

同時実行ランタイムでの並列プログラミングに関する詳細なブログ記事を別途紹介しています。

Parallel Computing in C++ and Native Code (C++ およびネイティブ コードでの並列コンピューティング) のフォーラム

同時実行ランタイムに関するコミュニティ ディスカッションに参加できます。

.NET Framework の並列プログラミング

.NET Framework に用意されている並列プログラミング モデルについて説明しています。

参照

その他の技術情報

参照 (同時実行ランタイム)

履歴の変更

日付

履歴

理由

2010 年 7 月

同時実行ランタイムを初めて使用する場合に役立つ追加リソースを紹介。

情報の拡充