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MSSQLSERVER_4846

適用対象:SQL Server

詳細

属性
製品名 SQL Server
イベント ID 4846
イベント ソース MSSQLSERVER
コンポーネント SQLEngine
シンボル名 BULKPROV_MEMORY
メッセージ テキスト 一括データ ソース プロバイダーがメモリの割り当てに失敗しました。

説明

メモリの割り当てが失敗しました。

ユーザーの操作

メモリ エラーのトラブルシューティングを行うための一般的な手順は次のとおりです。

  1. このサーバー上で、他のアプリケーションやサービスによってメモリが消費されていないか確認します。 重要度の低いアプリケーションやサービスのメモリ消費量が少なくなるように、構成を変更します。

  2. 次のパフォーマンス モニター カウンターの収集を開始します。SQL Server:Buffer ManagerSQL Server:Memory Manager

  3. 次に示す SQL Server メモリ構成パラメーターを確認します。

    • max server memory

    • min server memory

    • min memory per query

    通常とは異なる設定がないか確認します。 必要に応じて、これらを修正します。 SQL Server で必要なメモリの要件を把握しておきます。 既定の設定については、SQL Server オンライン ブックの「サーバー構成オプションの設定」を参照してください。

  4. DBCC MEMORYSTATUS 出力を監視し、エラー メッセージが表示された場合にどのように変化するかを調べます。

  5. ワークロード (同時セッション数や現在実行中のクエリ数など) をチェックします。

次のアクションを実行すると、SQL Server で使用できるメモリを増やせる可能性があります。

  • SQL Server 以外のアプリケーションがリソースを消費している場合は、そのアプリケーションの実行を停止するか、別のサーバーで実行することを検討します。 これにより、外部的なメモリ負荷を軽減できます。

  • max server memory を構成した場合は、設定値を大きくします。

次の DBCC コマンドを実行して、いくつかの SQL Server メモリ キャッシュを解放します。

  • DBCC FREESYSTEMCACHE

  • DBCC FREESESSIONCACHE

  • DBCC FREEPROCCACHE

問題が解決しない場合は、さらに調査します。ワークロードの軽減が必要になる場合もあります。