sys.dm_exec_external_work (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server 2016 (13.x) 以降のバージョン

各コンピューティング ノードのワーカーごとのワークロードに関する情報を返します。

外部データ ソース (Hadoop や MongoDB など) と通信するためにスピンアップされた作業を特定するためのクエリ sys.dm_exec_external_work

列名 データ型 説明 Range
execution_id nvarchar(32) 関連付けられた PolyBase クエリの一意識別子。 sys.dm_exec_requests(Transact-SQL)」の「request_ID」を参照してください。
step_index int このワーカーが実行している要求。 sys.dm_exec_requests(Transact-SQL)」の「step_index」を参照してください。
dms_step_index int このワーカーが実行している DMS 計画のステップ。 「sys.dm_exec_dms_workers (Transact-SQL)」を参照してください。
compute_node_id int ワーカーが実行されているノード。 「sys.dm_exec_compute_nodes (Transact-SQL)」を参照してください。
nvarchar(60) 外部作業の種類。 'ファイル分割' (Hadoop と Azure Storage の場合)

'ODBC データ分割' (他の外部データ ソースの場合)
work_id int 実際の分割の ID。 0 以上。
input_name nvarchar(4000) 読み取る入力の名前 Hadoop または Azure Storage を使用する場合のファイル名 (パス付き)。 他の外部データ ソースの場合は、外部データ ソースの場所と外部テーブルの場所を連結したものです。 scheme://DataSourceHostname[:port]/[DatabaseName.][SchemaName.]TableName
read_location bigint 読み取り位置のオフセット。 0 を、ファイル内のバイト数から 1 を引いた値に変換します。

NULL Hadoop 以外または Azure 以外のストレージの場合は 。
read_command nvarchar(4000) 外部データ ソースに送信されるクエリ。 SQL Server 2019 (15.x) で導入されました。 クエリを表すテキスト。 Hadoop と Azure Storage の場合、 は を返します NULL
bytes_processed bigint このワーカーによってデータを処理するために割り当てられた合計バイト数。 この値は、クエリによって返される合計データを必ずしも表しているわけではありません 0 以上。
length bigint Hadoop の分割または HDFS ブロックの長さ ユーザー定義可能。 既定値は 64M です
status nvarchar(32) ワーカーの状態 保留中、処理、完了、失敗、中止
start_time datetime 作業の開始
end_time datetime 作業の終了
total_elapsed_time int 合計時間 (ミリ秒単位)
compute_pool_id int ワーカーが実行されているプールの一意識別子。 ビッグ データ クラスター SQL Serverにのみ適用されます。 「sys.dm_exec_compute_pools (Transact-SQL)」を参照してください。 0 Windows および Linux 上のSQL Serverの を返します。

注釈

SQL Server 2019 (15.x) 以降では、 を使用sys.dm_exec_external_workして、PolyBase プッシュダウン計算で外部データ ソースに渡されたリモート クエリを表示できます。 詳細については、「外部プッシュダウンが発生した場合の確認方法」を参照してください。

こちらもご覧ください

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