sys.dm_exec_session_wait_stats (Transact-SQL)
適用対象: SQL Server 2016 (13.x) 以降 Azure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance
セッションごとに実行されたスレッドによって検出されたすべての待機に関する情報を返します。 このビューを使用して、SQL Server セッションおよび特定のクエリとバッチに関するパフォーマンスの問題を診断できます。 このビューは、 sys.dm_os_wait_stats (Transact-SQL) に対して集計されたのと同じ情報をセッションに返しますが、 session_id 番号も提供します。
適用対象: SQL Server 2016 (13.x) 以降のバージョン。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
session_id | smallint | セッションの ID。 |
wait_type | nvarchar(60) | 待機の種類の名前。 詳しくは「sys.dm_os_wait_stats (Transact-SQL)」をご覧ください。 |
waiting_tasks_count | bigint | この待機の種類における待機の数。 このカウンターは、待機が開始するたび増加します。 |
wait_time_ms | bigint | この待機の種類における総待機時間 (ミリ秒単位)。 この時間には signal_wait_time_ms が含まれます。 |
max_wait_time_ms | bigint | この待機の種類における最大待機時間。 |
signal_wait_time_ms | bigint | 待機スレッドがシグナルを受け取ってから実行を開始するまでの時間。 |
注釈
この DMV は、セッションが開かれるとき、またはセッションがリセットされたとき (接続プールの場合)、セッションの情報をリセットします。
待機の種類については、「 sys.dm_os_wait_stats (Transact-SQL)」を参照してください。
アクセス許可
SQL Server 2019 (15.x) 以前のバージョンの場合、サーバーに VIEW SERVER STATE 権限がある場合は、SQL Serverのインスタンスで実行中のすべてのセッションが表示されます。それ以外の場合は、現在のセッションのみが表示されます。
SQL Server 2022 (16.x) 以降のバージョンでは、サーバーに対する VIEW SERVER PERFORMANCE STATE 権限が必要です。
関連項目
フィードバック
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