外部ツールの管理

Visual Studio から [ツール] メニューを使用して外部ツールを呼び出すことができます。 [ツール] メニューではいくつかのツールを既定で使用できますが、このメニューは他の独自の実行可能ファイルを追加してカスタマイズできます。

[ツール] メニューで使用できるツール

[ツール] メニューには、次のような複数の組み込みコマンドが含まれます。

[ツール] メニューに新しいツールを追加する

[ツール] メニューに表示する外部ツールを追加できます。

  1. [ツール][外部ツール] の順に選択し、[外部ツール] ダイアログ ボックスを開きます。

  2. [追加] をクリックして情報を入力します。 たとえば、次のエントリを指定すると、Visual Studio で現在開いているファイルのディレクトリでエクスプローラーが開きます。

    • タイトル: Open File Location

    • コマンド: explorer.exe

    • 引数: /root, "$(ItemDir)"

    External Tools dialog box

外部ツールの定義時に使用できる引数の一覧を次に示します。

名前 引数 説明
項目のパス $(ItemPath) 現在のファイルの完全なファイル名 (ドライブ + パス + ファイル名)。
項目のディレクトリ $(ItemDir) 現在のファイルのディレクトリ (ドライブ + パス)。
項目のファイル名 $(ItemFilename) 現在のファイルのファイル名。
項目の拡張子 $(ItemExt) 現在のファイルのファイル名拡張子。
カレント行 $(CurLine) コード ウィンドウ内のカーソルの現在の行位置。
カレント列 $(CurCol) コード ウィンドウ内のカーソルの現在の列位置。
カレント テキスト $(CurText) 選択されているテキスト。
ターゲット パス $(TargetPath) 作成するアイテムの完全なファイル名 (ドライブ + パス + ファイル名)。
ターゲット ディレクトリ $(TargetDir) 作成するアイテムのディレクトリ。
ターゲット名 $(TargetName) 作成するアイテムのファイル名。
ターゲットの拡張子 $(TargetExt) 作成するアイテムのファイル名拡張子。
バイナリ ディレクトリ $(BinDir) 作成中のバイナリの最終的な場所 (ドライブ + パスとして定義されます)。
プロジェクト ディレクトリ $(ProjectDir) 現在のプロジェクトのディレクトリ (ドライブ + パス)。
プロジェクト ファイル名 $(ProjectFileName) 現在のプロジェクトのファイル名。
ソリューション ディレクトリ $(SolutionDir) 現在のソリューションのディレクトリ (ドライブ + パス)。
ソリューション ファイル名 $(SolutionFileName) 現在のソリューションのファイル名。

Note

IDE のステータス バーに、アクティブなコード エディターの挿入位置を示す、Current Line 変数と Current Column 変数が表示されます。 Current Text 変数は、その場所で選択されているテキストまたはコードを返します。