fsutil volume
ボリュームをマウント解除するか、ハード ディスク ドライブに対してクエリを実行して、ハード ディスク ドライブで現在使用可能な空き領域の量、または特定のクラスターを使用しているファイルを特定します。
構文
fsutil volume [allocationreport] <volumepath>
fsutil volume [diskfree] <volumepath>
fsutil volume [dismount] <volumepath>
fsutil volume [filelayout] <volumepath> <fileID>
fsutil volume [list]
fsutil volume [querycluster] <volumepath> <cluster> [<cluster>] … …
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
allocationreport | 特定のボリュームでの記憶域の使用方法に関する情報を表示します。 |
<volumepath> |
ドライブ文字 (後ろにコロンを付ける) を指定します。 |
diskfree | ハード ディスク ドライブに対してクエリを実行して、ハード ディスク上の空き領域の量を確認します。 |
マウントの解除 | ボリュームのマウントを解除します。 |
filelayout | 指定されたファイルの NTFS メタデータを表示します。 |
<fileID> |
ファイル ID を指定します。 |
list | システム上のすべてのボリュームを一覧表示します。 |
querycluster | 指定したクラスターを使用しているファイルを検索します。 querycluster パラメーターを使用して、複数のクラスターを指定できます。 |
<cluster> |
論理クラスター番号 (LCN) を指定します。 |
例
割り当てられたクラスター レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。
fsutil volume allocationreport C:
C ドライブのボリュームをマウント解除するには、次のコマンドを入力します。
fsutil volume dismount c:
C ドライブのボリュームの空き領域の量を照会するには、次のコマンドを入力します。
fsutil volume diskfree c:
指定したファイルに関するすべての情報を表示するには、次のコマンドを入力します。
fsutil volume C: *
fsutil volume C:\Windows
fsutil volume C: 0x00040000000001bf
ディスク上のボリュームを一覧表示するには、次のコマンドを入力します。
fsutil volume list
C ドライブで、論理クラスター番号 50 と 0x2000 で指定されるクラスターを使用しているファイルを検索するには、次のコマンドを入力します。
fsutil volume querycluster C: 50 0x2000