成人向けコンテンツの検出
Azure AI Vision では、イメージ内にある成人向けの素材を検出できます。このため、開発者は、これらのイメージがソフトウェアに表示されないように制限できます。 0 - 1 のスコアを持つコンテンツ フラグが適用されるため、開発者は、自分の設定に応じて結果を解釈できます。
Vision Studio を使用して、ブラウザーですばやく簡単に成人向けコンテンツ検出の機能を試すことができます。
ヒント
Azure AI Content Safety は、AI コンテンツ モデレーションの最新のオファリングです。 詳細については、Azure AI Content Safety の概要に関するページを参照してください。
コンテンツ フラグの定義
"成人向け" 分類には、次のようなカテゴリが含まれます。
- 成人向け画像は、露骨に性的な内容で、その多くがヌードや性的な行為を描写したものです。
- わいせつな画像は、性的なものを想起させるものの、成人向け とタグ付けされたイメージに比べると性的に明白な内容が少ないものです。
- 不快な 画像は、血が描写されているものです。
API の使用
成人向けコンテンツは、Analyze Image 3.2 API を使用して検出できます。 visualFeatures クエリ パラメーターに値 Adult
を追加すると、API の JSON 応答で、3 つのブール型プロパティ isAdultContent
、isRacyContent
、isGoryContent
が返されます。 メソッドでは、それぞれのカテゴリに対する信頼度スコアが 0 から 1 の範囲の値で表されている、対応するプロパティ adultScore
、racyScore
、goreScore
も返されます。