Image Analysis 3.2 での顔検出
Image Analysis 3.2 は、画像内の人間の顔を検出し、検出された顔ごとに四角形の座標を生成できます。
Note
この機能は、専用の Azure AI Face サービスでも利用できます。 その代替手段は、顔識別や頭部姿勢検出など、より詳細な顔分析に使用します。
注意事項
Microsoft は、感情の状態や ID 属性の推測に使用できる顔認識機能を廃止または制限しています。この機能が誤って使用されると、人々が固定観念的な見方、差別、不当なサービス拒否にさらされる恐れがあります。 廃止された機能は、感情と性別です。 制限付き機能は、年齢、スマイル、顔ひげ、髪、メイクです。 制限付き機能のいずれかの使用によってメリットが得られる責任あるユースケースがある場合は、Azure Face API をメールで送信してください。 この決定について詳しくは、こちらをご覧ください。
顔検出の例
次の例では、人の顔を 1 つ含む画像に対して Analyze API によって返される JSON 応答を示します。
{
"faces": [
{
"age": 23,
"gender": "Female",
"faceRectangle": {
"top": 45,
"left": 194,
"width": 44,
"height": 44
}
}
],
"requestId": "8439ba87-de65-441b-a0f1-c85913157ecd",
"metadata": {
"height": 200,
"width": 300,
"format": "Png"
}
}
次の例では、複数の顔を含む画像に対して返される JSON 応答を示します。
{
"faces": [
{
"age": 11,
"gender": "Male",
"faceRectangle": {
"top": 62,
"left": 22,
"width": 45,
"height": 45
}
},
{
"age": 11,
"gender": "Female",
"faceRectangle": {
"top": 127,
"left": 240,
"width": 42,
"height": 42
}
},
{
"age": 37,
"gender": "Female",
"faceRectangle": {
"top": 55,
"left": 200,
"width": 41,
"height": 41
}
},
{
"age": 41,
"gender": "Male",
"faceRectangle": {
"top": 45,
"left": 103,
"width": 39,
"height": 39
}
}
],
"requestId": "3a383cbe-1a05-4104-9ce7-1b5cf352b239",
"metadata": {
"height": 230,
"width": 300,
"format": "Png"
}
}
API の使用
顔検出機能は Analyze Image 3.2 API に含まれています。 ネイティブ SDK または REST を呼び出すことでこの API を呼び出すことができます。 Faces
を visualFeatures クエリ パラメーターに追加します。 その後、完全な JSON 応答が得られたら、"faces"
セクションのコンテンツを対象に文字列を解析します。