Update Management を利用して動的グループを使用する
重要
Automation Update Management は 2024 年 8 月 31 日に廃止されたため、Azure Update Manager を使用することをお勧めします。 Automation Update Management から Azure Update Manager への移行に関するガイドラインに従ってください。
Update Management を使用すると、Azure または Azure 以外の VM の動的グループを更新プログラムの展開の対象にすることができます。 動的グループを使用すると、展開を編集してマシンを更新する必要がなくなります。
Note
動的なグループは、クラシック VM では動作しません。
Azure または Azure 以外のマシンの動的グループは、Azure portal の Update Management から定義できます。 VM の更新プログラムの管理に関する記事を参照してください。
動的グループは、展開時に Azure Automation で評価されるクエリによって定義されます。 動的グループ クエリで多数のマシンを取得しても、Azure Automation では一度に最大 1000 台のマシンしか処理できません。
Note
1000 台を超えるマシンを更新することが予想される場合は、更新プログラムを複数の更新スケジュールに分割することをお勧めします。
Azure マシンの動的グループを定義する
Azure マシンの動的グループ クエリを定義する場合は、次の項目を使用して動的グループを設定できます。
- サブスクリプション
- リソース グループ
- 場所
- タグ
動的グループ クエリの結果をプレビューするには、[プレビュー] をクリックします。 プレビューには、現時点でのグループ メンバーシップが表示されます。 この例では、グループ BackendServer のタグ Role
を持つマシンを検索しています。 このタグが追加されているマシンがさらにある場合は、それらはそのグループに対する今後の展開に追加されます。
Azure 以外のマシンの動的グループを定義する
Azure 以外のマシンの動的グループでは、保存された検索 (コンピューター グループとも呼ばれます) を使用します。 保存された検索の作成方法については、「コンピューター グループの作成」を参照してください。 保存された検索が作成されると、Azure portal の Update Management で保存された検索の一覧から選択できるようになります。 [プレビュー] をクリックすると、保存された検索でコンピューターをプレビューできます。
Note
複数の Log Analytics ワークスペースにまたがって格納データを照会する保存した検索条件はサポートされません。
次のステップ
Azure Monitor ログに対してクエリを実行すると、更新プログラムの評価、展開、およびその他の関連する管理タスクを分析することができます。 これには、作業を開始するために役立つ事前定義されたクエリが含まれています。