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タイルの視覚化

タイルは、ブックに概要データを表示するための便利な方法です。 次の例は、タイルの一般的なユース ケースを示しており、詳細グリッドの上部にアプリ レベルの概要があります。

タイル概要ビューを示すスクリーンショット。

ブック タイルは、タイトル、字幕、大きなテキスト、アイコン、メトリック ベースのグラデーション、スパーク ラインまたはバー、フッターなどの項目の表示をサポートします。

タイルの追加

  1. [編集] ツール バー ボタンを選び、ブックを編集モードに切り替えます。

  2. [追加]>[クエリの追加] を選んで、ログ クエリ コントロールをブックに追加します。

  3. [クエリの種類] で、[ログ] を選択します。 [リソースの種類] で、Application Insights などを選択し、ターゲットにするリソースを選択します。

  4. クエリ エディターを使用して、分析用の KQL を入力します。

    requests
    | summarize Requests = count() by appName, name
    | top 7 by Requests desc
    
  5. [サイズ][最大] に設定します。

  6. [視覚化][タイル] に設定します。

  7. [タイルの設定] ボタンを選び、[タイルの設定] ペインを開きます。

    1. [タイトル] で、次のように設定します。
      • 使用する列: name
    2. [左] で、次のように設定します。
      • 使用する列: Requests
      • 列レンダラー: Big Number
      • カラー パレット: Green to Red
      • 最小値 : 0
    3. [下] で、次のように設定します。
      • 使用する列: appName
  8. ペインの下部にある [保存して閉じる] ボタンを選択します。

クエリとタイルの設定を含むタイルの概要ビューを示すスクリーンショット。

読み取りモードのタイル:

読み取りモードでタイル概要ビューを示すスクリーンショット。

タイルのスパーク ライン

  1. ツール バーの [編集] を選択して、ブックを編集モードに切り替えます。

  2. TimeRange という時間の範囲パラメーターを追加します。

    1. [追加]>[パラメーターの追加] の順に選びます。
    2. パラメーター コントロールで、 [パラメーターの追加] を選択します。
    3. [パラメーター名] フィールドに「TimeRange」と入力します。 [パラメーターの種類] で [Time range picker] を選びます。
    4. ペインの上部にある [保存] を選択し、パラメーターコントロール内の [Done Editing](編集の完了) を選択します。
  3. [追加]>[クエリの追加] の順に選び、パラメーター コントロールの下にログ クエリ コントロールを追加します。

  4. [クエリの種類] で、[ログ] を選択します。 [リソースの種類] で、Application Insights などを選択し、ターゲットにするリソースを選択します。

  5. クエリ エディターを使用して、分析用の KQL を入力します。

    let topRequests = requests
    | summarize Requests = count() by appName, name
    | top 7 by Requests desc;
    let topRequestNames = topRequests | project name;
    requests
    | where name in (topRequestNames)
    | make-series Trend = count() default = 0 on timestamp from {TimeRange:start} to {TimeRange:end} step {TimeRange:grain} by name
    | join (topRequests) on name
    | project-away name1, timestamp
    
  6. [クエリの実行] を選択します。 クエリを実行する前に、TimeRange を選択した値に設定します。

  7. [視覚化][タイル] に設定します。

  8. [サイズ][最大] に設定します。

  9. [タイルの設定] を選びます。

    1. [タイル] で、次のように設定します。
      • 使用する列: name
    2. [サブタイル] で、次のように設定します。
      • 使用する列: appNAme
    3. [左] で、次のように設定します。
      • 使用する列:Requests
      • 列レンダラー: Big Number
      • カラー パレット: Green to Red
      • 最小値 : 0
    4. [下] で、次のように設定します。
      • 使用する列:Trend
      • 列レンダラー: Spark line
      • カラー パレット: Green to Red
      • 最小値 : 0
  10. ペインの下部にある [保存して閉じる] を選択します。

スパーク ラインを使用したタイルの視覚化を示すスクリーンショット。

タイルのサイズ

タイルの設定には、タイルの幅を設定するオプションがあります。

  • fixed (既定値)

    タイルの既定の動作は、同じ固定幅、約160ピクセル幅、およびタイルの周囲のスペースになります。

    固定幅のタイルを示すスクリーンショット。

  • auto

    各タイトルは、その内容に合わせて縮小または拡大されます。 タイルはタイルのビューの幅に制限されます (水平スクロールなし)。

    自動幅のタイルを示すスクリーンショット。

  • full size

    各タイトルは常にタイル ビューの全幅で、1 行につき 1 つのタイトルがあります。

    フルサイズ幅のタイルを示すスクリーンショット。

次の手順