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仮想ネットワーク内にないクラウド サービスを仮想ネットワークに移行する

レガシ クラウド サービスの中には、仮想ネットワークのサポートなしで引き続き実行されているものがあります。 ポータルを介して直接移行するプロセスもありますが、移行前に考慮すべき特定の事項があります。 この記事では、仮想ネットワークのサポートがないクラウド サービスを、クラウド サービスがサポートされている仮想ネットワークに移行するプロセスを説明します。

このアプローチの利点

  • 構成を変更する必要がありません。 同じ構成を使用してステージング環境をデプロイできます。
  • DNS とパブリック IP アドレスが保持されます。
  • ダウンタイムが少なくなります。

Azure portal を使用した移行手順

  1. 移行先の仮想ネットワークと同じリージョンに、非仮想ネットワーク クラシック クラウド サービスを作成します。 Azure portal で、[ステージング] ドロップダウンを選択します。 Azure portal の [ステージング] ドロップダウンのスクリーンショット。

  2. [ステージング] ドロップダウンの横にある [アップロード] を選択して、既存のデプロイと同じ構成でデプロイを作成します。 プラットフォームによって、ステージング スロットに既定の仮想ネットワーク デプロイが作成されます。 Azure portal の [アップロード] ボタンのスクリーンショット。

  3. ステージング デプロイが作成されると、URL、IP アドレス、ラベルが設定されます。 Azure portal で設定された URL、IP などのデータのスクリーンショット。 ステージング デプロイのデプロイ名、デプロイ ID、パブリック IP アドレスは、運用環境のデプロイとは異なります。

  4. データを確認したら、[スワップ] を選択して、運用環境とステージングのデプロイを入れ替えます。 Azure portal の [スワップ] ボタンのスクリーンショット。 この操作では、両方のデプロイがスワップされます。 スワップ後、運用環境デプロイの DNS と IP アドレスを持つステージング デプロイが運用スロットに配置され、運用環境デプロイがステージング スロットに配置されます。

  5. これで、ステージング スロットを安全に削除できます。

  6. クラウド サービス移行操作をトリガーします。 Azure portal の [ARM への移行] ボタンのスクリーンショット。

次のステップ