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Azure Stream Analytics からの Azure Database for PostgreSQL 出力

本質的にリレーショナルであるデータや、リレーショナル データベースにコンテンツをホストする必要があるアプリケーションの出力として、Azure Database for PostgreSQL を使用できます。 Azure Stream Analytics ジョブは、PostgreSQL Database の既存のテーブルに書き込みます。 Azure Stream Analytics からの Azure Database for PostgreSQL 出力は、フレキシブル サーバーのデプロイ モードで使用できます。

Azure Database for PostgreSQL の詳細については、「Azure Database for PostgreSQL とは」を参照してください。

Azure portal を使用して Azure Database for PostgreSQL サーバーを作成する方法の詳細については、Azure Database for PostgreSQL - フレキシブル サーバー インスタンスの作成に関するクイックスタートを参照してください。

Note

単一サーバーのデプロイ モードは非推奨になっています。 Azure Database for PostgreSQL の使用時に、Hyperscale (Citus) に書き込むには、Azure Cosmos DB for PostgreSQL を使用します。

出力の構成

次の表に、Azure Database for PostgreSQL 出力を作成するためのプロパティの名前とその説明を示します。

プロパティ名 説明
出力エイリアス クエリの出力をこのデータベースに出力するためにクエリで使用されるフレンドリ名。
サブスクリプション 出力に使用する Azure サブスクリプション。
サーバーまたはサーバー グループ名 Azure Database for PostgreSQL サーバーを識別する一意の名前。 指定したサーバーの名前にドメイン名 postgres.database.azure.com が追加されます。 サーバー名に含めることができるのは、英小文字、数字、ハイフン (-) のみです。 3 から 63 文字にする必要があります。
データベース 出力を送信するデータベースの名前。
ユーザー名 データベースに書き込むためのアクセス権が割り当てられているユーザー名です。 Stream Analytics では、ユーザー名/パスワード認証のみがサポートされます。 ユーザー名は、単一サーバーの場合は "username@hostname" 形式、フレキシブル サーバーの場合は "username" の形式にする必要があります。
Password データベースに接続するためのパスワード。
テーブル 出力の書き込み先のテーブル名です。 テーブル名は、大文字と小文字が区別されます。 このテーブルのスキーマは、ご自分のジョブの出力によって生成されるフィールドの数とその型に正確に一致する必要があります。

パーティション分割

パーティション分割を有効にする必要があり、クエリの PARTITION BY 句に基づいています。 パーティション分割の継承オプションが有効になっている場合は、完全並列化可能なクエリに対する入力のパーティション分割に従います。

制限事項

  • テーブル スキーマは、ご自分のジョブの出力内のフィールドとその型に正確に一致する必要があります。
  • Azure Stream Analytics での Azure Database for PostgreSQL 出力のマネージド ID は、現在サポートされていません。

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