UpdateItem
UpdateItem 要素は、メールボックス内のアイテムを更新する要求を定義します。
<UpdateItem ConflictResolution="" MessageDisposition="" SendMeetingInvitationsOrCancellations="" SuppressReadReceipts="">
<SavedItemFolderId/>
<ItemChanges/>
</UpdateItem>
UpdateItemType
属性と要素
以下のセクションで、属性、子要素、親要素について説明します。
属性
属性 | 説明 |
---|---|
ConflictResolution |
更新中に試行する競合解決の種類を識別します。 既定値は AutoResolve です。 |
MessageDisposition |
更新後のアイテムの処理方法について説明します。 MessageDisposition 属性は、会議のキャンセル、会議出席依頼、会議出席依頼などの会議メッセージを含む、メッセージ アイテムに必要です。 |
SendMeetingInvitationsOrCancellations |
予定表アイテムの更新後の会議の更新の伝達方法について説明します。 この属性は、予定表アイテムと予定表アイテムの出現に必要です。 |
SuppressReadReceipts |
更新されたアイテムの開封確認を抑制するかどうかを示します。 テキスト値 true は 、読み取りレシートを抑制する必要があることを示します。 false の値は、開封確認メッセージが送信者に送信されることを示します。 この属性は省略可能です。 この属性は、Exchange Server 2013 SP1 で導入されました。 |
ConflictResolution 属性
値 | 説明 |
---|---|
NeverOverwrite |
競合が発生した場合、更新操作は失敗し、エラーが返されます。 |
AutoResolve |
更新操作により、競合が自動的に解決されます。 |
AlwaysOverwrite |
競合が発生した場合、更新操作によって情報が上書きされます。 |
MessageDisposition 属性
値 | 説明 |
---|---|
SaveOnly |
アイテムが更新され、現在のフォルダーに保存されます。 |
SendOnly |
アイテムは更新されて送信されますが、コピーは保存されません。 |
SendAndSaveCopy |
アイテムが更新され、 SavedItemFolderId 要素によって識別されるフォルダーにコピーが保存されます。 |
SendMeetingInvitationsOrCancellations 属性
値 | 説明 |
---|---|
SendToNone |
予定表アイテムは更新されますが、更新は出席者に送信されません。 |
SendOnlyToAll |
予定表アイテムが更新され、会議の更新がすべての出席者に送信されますが、[送信済みアイテム] フォルダーには保存されません。 |
SendOnlyToChanged |
予定表アイテムが更新され、会議の更新は、会議の変更の影響を受ける出席者にのみ送信されます。 |
SendToAllAndSaveCopy |
予定表アイテムが更新され、会議の更新がすべての出席者に送信され、コピーが [送信済みアイテム] フォルダーに保存されます。 |
SendToChangedAndSaveCopy |
予定表アイテムが更新され、会議の変更の影響を受けるすべての出席者に会議の更新が送信され、コピーが [送信済みアイテム] フォルダーに保存されます。 |
子要素
Element | 説明 |
---|---|
SavedItemFolderId |
Exchange ストア内のアイテムを更新、送信、作成する操作のターゲット フォルダーを識別します。 |
ItemChanges |
項目を識別する ItemChange 要素の配列と、項目に適用する更新プログラムを格納します。 |
親要素
なし。
注釈
この要素を記述するスキーマは、Exchange Web サービスをホストする IIS 仮想ディレクトリに置かれています。
要素の情報
名前 | Value |
---|---|
Namespace |
http://schemas.microsoft.com/exchange/services/2006/messages |
スキーマ名 |
メッセージ スキーマ |
検証ファイル |
Messages.xsd |
空に設定可能 |
False |