詳細テンプレートを既定の構成に復元する
製品: Exchange Server 2013
詳細テンプレート エディターには、[元に戻す] ボタンがなく、操作を元に戻すためのショートカット キーを使用することもできません。 テンプレートへの追加を元に戻すには、Delete キーを使用する必要があります。 削除を元に戻すには、設定を再度適用する必要があります。 また、変更を保存しないで詳細テンプレート エディターを終了することにより、元の設定に戻すことができます。 保存した後に変更を元に戻す場合は、テンプレートを復元することができます。 テンプレートを復元すると、すべてのカスタマイズ設定は失われ、テンプレートは元の構成に復元されます。
ここでは、Exchange 2013 ツールボックスまたは Exchange 管理シェルを使用して、詳細テンプレートを既定の構成に復元する方法について説明します。
詳細テンプレートの詳細については、「詳細テンプレート」を参照してください。
はじめに把握しておくべき情報
各手順の推定完了時間:5 分。
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可が割り当てられている必要があります。 必要なアクセス許可を確認するには、「Email アドレスとアドレス帳のアクセス許可」トピックの「詳細テンプレート」エントリを参照してください。
このトピックの手順で使用可能なキーボード ショートカットについては、「Exchange 管理センターのキーボード ショートカット」を参照してください。
ヒント
問題がある場合は、 Exchange のフォーラムで質問してください。 Exchange Serverのフォーラムにアクセスしてください。
Exchange ツールボックスを使用して詳細テンプレートを既定の構成に復元する
[すべてのプログラム>の開始>Microsoft Exchange Server 2013>Exchange ツールボックス] をクリックします。
[Exchange ツールボックス] で、 [詳細テンプレート エディター] をクリックしてから、操作ウィンドウで [ツールを開く] をクリックします。
[詳細テンプレート エディター] の詳細ウィンドウで、復元するテンプレートを右クリックし、操作ウィンドウで [復元] をクリックします。
[ はい ] をクリックして、テンプレートを元の状態に復元することを確認します。 すべてのカスタマイズが失われます。
シェルを使用して詳細テンプレートを既定の構成に復元する
この例では、英語 (米国) の連絡先の詳細テンプレートを復元します。
Restore-DetailsTemplate -Identity "en-US\Contact"
構文およびパラメーターの詳細については、「Restore-DetailsTemplate」を参照してください。