Project の XML データ の概要
Microsoft Office Project 2007 では、プロジェクト データを XML ファイル形式で保存およびインポートすることによって、他のアプリケーションとデータを交換できます。 Project 2007 データを XML 形式で表すために使用される XML 要素は、Project 2007 の XML データ交換スキーマ (mspdi_pj12.xsd) によって定義されています。
このセクションの内容
「Project 2007 XML データ交換スキーマの変更点」では、Project 2007 で新しく追加された XML 要素を示し、ユーザー設定フィールド用の XML データの変更点を説明します。
「Project XML データ交換ファイルを操作する」では、XML 形式のプロジェクトを保存する方法と開く方法について説明し、XSLT 変換を使用して Project XML データでレポートを作成する方法を示します。
「Project データ交換の要素」では、要素と型のアルファベット順の一覧と、Project 2007 XML データ交換スキーマの主なセクションごとのリファレンスを示します。
Project データ交換スキーマ リファレンスの構造
Project XML データ交換スキーマ リファレンスは、次の主なセクションで構成されます。
データ型
Project データ交換スキーマで定義された XML 要素のテキスト値には、次のデータ型が使用されます。
表 1. テキスト値のデータ型
データ型 |
データ形式 |
---|---|
boolean |
ブール値。 有効な値は true (1) および false (0) です。 |
dateTime |
日付と時刻のデータ。YYYY-MM-DDTHH:MM:SS という形式です。 |
decimal |
任意の精度の数値。 |
duration |
期間。PnYnMnDTnHnMnS という形式で示されます (nY は年数、nM は月数、nD は日数、T は日と時刻の区切り文字、nH は時間数、nM は分数、および nS は秒数)。 たとえば、1 年 2 か月 3 日 10 時間 30 分という期間を表すには、P1Y2M3DT10H30M と記述します。 また、マイナス 120 日間は -P120D で表すことができます。 |
float |
単精度、32 ビット浮動小数点数。 |
integer |
省略可能な先頭記号 (+ または -) を持つ 10 進数字のシーケンス。 このデータ型は、decimal から派生します。 |
string |
文字列。 |
time |
時刻データ。HH:MM:SS という形式です。 |
TimephasedDataType |
A complex data type that contains information about a task, resource, or assignment that is distributed over time. The TimephasedData element is of this type. |