次の方法で共有


Skype for Business Serverでのファイル共有の高可用性

DFS を使用して、Skype for Business Serverでファイル共有の高可用性を確保する方法について説明します。

Skype for Business Server展開でファイル共有の高可用性を確保するには、分散ファイル システム (DFS) を使用します。 DFS は、同一データ センター内の 1 台のファイル サーバーから別のファイル サーバーへのフェールオーバーをサポートします。 大規模展開に対しては、DFS を使用してペアにした専用ファイル サーバーを使用することをお勧めします。 Windows Server 2012 の DFS の詳細については、「」を参照してください https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=524384。 Windows Server 2008 上の DFS の詳細については、「」を参照してください https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=524385

ネットワークのサイズと回復性の量に応じて、1 組のサーバーを使用してサイト内のすべてのファイル共有をホストするか、フロントエンド プールごとに 1 つのペアを使用できます。

DFS はベスト エフォート型のファイル レプリケーション メカニズムで、目標復旧時間 (RTO) または目標復旧ポイント (RPO) は公表されていません。 DFS サーバー間のフェールオーバーはすぐに完了する必要がありますが、データ レプリケーションの遅延により、フェールオーバーが発生したときにユーザーが進行中の作業を続行できなくなる可能性があります。

ファイル共有上での DFS およびデータ ストアの使用が不可欠な場合は、4 ~ 8 時間ごとなど、頻繁にファイル共有をバックアップする必要があります。 1 つのファイル共有がダウンして、レプリケーションが最新ではない場合は、バックアップを使用して、障害が発生したサーバー上のコンテンツを、そのサーバーとペアになっている他のサーバーに復元できます。