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.force_radix_output (整数に基数を使用)

.force_radix_output コマンドは、整数を 10 進形式で表示するかデフォルトの基数で表示するかを指定します。

.force_radix_output 0 
.force_radix_output 1 

パラメーター

0
すべての整数 (長整数を除く) を 10 進形式で表示します。 これはデバッガーのデフォルトの動作です。

1
すべての整数 (長整数を除く) をデフォルトの基数で表示します。

Environment

項目 説明
モード ユーザー モード、カーネル モード
対象 ライブ、クラッシュ ダンプ
プラットフォーム すべて

解説

.force_radix_output コマンドは、dt (表示タイプ) コマンドの出力に影響します。

WinDbg では、.force_radix_outputローカル ウィンドウとウォッチ ウィンドウの表示にも影響します。 [ローカル] ウィンドウまたは [ウォッチ] ウィンドウのショートカット メニューで [数値を常にデフォルトの基数で表示する] を選択または選択解除すると、.force_radix_output と同じ効果が得られます。 これらのウィンドウは、このコマンドを発行すると自動的に更新されます。

.force_radix_outputコマンドは、長整数の表示のみに影響します。 長整数を 10 進形式で表示するかデフォルトの基数で表示するかを指定するには、.enable_long_status (長整数の表示を有効にする) コマンドを使用します。

デフォルトの基数を変更するには、n (基数の設定) コマンドを使用します。