KSPROPERTY_CAMERACONTROL_TILT
ユーザー モード クライアントは、KSPROPERTY_CAMERACONTROL_TILT プロパティを使用して、カメラの傾斜設定を取得または設定します。 このプロパティは省略可能です。
用法の要点テーブル
Yammer の入手 | 設定 | 移行先 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
はい | はい | フィルターまたはノード | KSPROPERTY_CAMERACONTROL_S または KSPROPERTY_CAMERACONTROL_NODE_S | LONG |
プロパティ値 (操作データ) は LONG で、カメラの傾斜設定を指定します。 この値は度単位で表されます。
正の値は、イメージング プレーンを上に向けます。 負の値は、次の図に示すように、イメージング プレーンを下向きにします。
このプロパティをサポートするすべてのビデオ キャプチャ ミニドライバーは、このプロパティの範囲と既定値を定義する必要があります。 デバイスの範囲は-180 ~ +180 である必要があります。 デフォルト値は 0 です。
注意
アプリを作成またはテストする場合、実際には、一部のドライバーでは、一般的な単位に基づかない可能性がある傾斜値とカスタム ステップ値のカスタム範囲が定義されていることに注意する必要があります。 ドライバーは、物理的またはデジタル的に傾斜コントロールを実装する場合があります。
解説
KSPROPERTY_CAMERACONTROL_S 構造体の Value メンバーは、傾斜設定を指定します。
顔ベースの 3A に Platform DMFT を使用するカメラの場合、パン コントロールはカメラの出力ウィンドウに影響を与えます。 Platform DMFT によって生成される顔座標はこの変更された出力ウィンドウに対して相対的であるため、現在のビューフィールドが Pan コントロールによって変更されたときに、カメラはカメラの完全な視野に ROI 座標を再マップする役割を担います。 ビューのフィールドの変更が行われる場所によっては、座標マッピングを双方向にする必要がある場合があります。 たとえば、ドライバー チェーンのプラットフォーム DMFT の後にビューの変更フィールドがコンポーネントに実装されている場合、アプリケーションによって提供される ROI 座標は、カメラに送信する前にビューの完全なフィールドにマップし直す必要があります。また、プラットフォーム DMFT で計算された ROI 座標は、それらを要求するアプリに送信される前に、変更されたビュー フィールドにマップする必要があります。
要件
ヘッダー: ksmedia.h (Ksmedia.h をインクルード)