DISM Windows PE サービス コマンドライン オプション
ドライバー、言語パック、リスト パッケージを追加し、Windows PE イメージを展開用に準備することで、Windows プレインストール環境 (WinPE) を更新できます。
これらのコマンドは、マウントされた WinPE イメージに対して使用する必要があります。 「WinPE: マウントとカスタマイズ」をご覧ください。 これらのオプションは、オンラインで実行されているバージョンの Windows PE では使用できません。
DISM グローバル オプションに加えて、次の Windows PE サービス オプションを使用できます。 これらのオプションでは大文字と小文字が区別されません
DISM.exe /Image: <path_to_image_directory> [/Get-PESettings | /Get-ScratchSpace | /Get-TargetPath | /Set-ScratchSpace:<size_of_ScratchSpace> | /Set-TargetPath :<target_path> ]
/Get-PESettings
Windows PE イメージ内の Windows PE 設定の一覧を表示します。 この一覧には、スクラッチ領域の設定とターゲット パスの設定が含まれます。
例:
Dism /image:C:\test\offline /Get-PESettings
/Get-ScratchSpace
Windows PE システム ボリュームのスクラッチ領域の構成済みの量を取得します。 この設定は、ramdisk モードで起動したときに Windows PE システム ボリューム上で使用できる書き込み可能な領域の容量を表します。
例:
Dism /image:C:\test\offline /Get-ScratchSpace
/Get-TargetPath
Windows PE イメージのターゲット パスを取得します。 ターゲット パスは、起動時の Windows PE イメージのルートへのパスを表します。
例:
Dism /image:C:\test\offline /Get-TargetPath
/Set-ScratchSpace
使用可能なスクラッチ領域をメガバイト単位で設定します。
構文:
/Set-ScratchSpace:<Size_of_ScratchSpace>
<Size_of_ScratchSpace>
の有効な値は、32
、64
、128
、256
、および 512
です。
例:
Dism /image:C:\test\offline /set-ScratchSpace:128
/Set-TargetPath
このオプションは、ハード ディスク起動シナリオで、ディスク上の Windows PE イメージの場所を設定します。
構文:
/Set-TargetPath:<target_path>
ターゲット パスを設定する場合は、次の制限事項に注意してください。
- パスは、3 文字以上、32 文字以下である必要があります
- パスは、文字 (C から Z までの任意の文字) で始まる必要があります
- ドライブ文字の後には
:
が続く必要があります - パスの残りの部分には、Unicode 文字などの無効な文字を含めることはできません
- パスは絶対パスである必要があります。
.
または..
要素は使用できません - パスに空白や
"
を含めることはできません
例:
Dism /image:C:\test\offline /Set-TargetPath:X: