パブリック プロパティ
パブリック プロパティは、プライベート プロパティと同じ方法でインストール データベースに作成できます。 また、パブリック プロパティの値は、コマンド ラインでプロパティを設定するか、変換を適用するか、または作成されたユーザー インターフェイスと対話することによって、ユーザーまたはシステム管理者が変更できます。 パブリック プロパティ名に小文字を含めることはできません。 「プロパティ名の制限」を参照してください。
パブリック プロパティは、通常、インストール中にユーザーによって設定されます。 たとえば、パブリック プロパティ INSTALLLEVEL プロパティは、インストールの開始に使用するコマンド ラインで指定することも、作成されたユーザー インターフェイスを使用して選択することもできます。
パブリック プロパティの値は、コマンド ラインで、標準アクションまたはカスタム アクションを使用するか、変換を適用するか、作成されたユーザー インターフェイスとユーザーが対話することによってオーバーライドできます。 プロパティ テーブルのパブリック プロパティを消去するには、テーブルから除外します。 インストール時にユーザー インターフェイスによって設定され、インストールの実行フェーズに渡されるプロパティはパブリックである必要があります。
インストーラーで使用される標準のパブリック プロパティの一覧については、「プロパティ リファレンス」を参照してください。 作成者は、プロパティの名前と初期値をプロパティ テーブルに入力することで、カスタム パブリック プロパティを定義することもできます。 次のいずれかの条件に該当する場合は、すべてのユーザーがすべてのパブリック プロパティをオーバーライドできます。
- ユーザーはシステム管理者である。
- マシンごとの EnableUserControl ポリシーが 1 に設定されている。 「システム ポリシー」を参照してください。
- EnableUserControl プロパティが 1 に設定されている。
- これは、管理者特権で実行されていないアンマネージド インストールである。
上記の条件に該当しない場合、既定で、システム管理者ではないユーザーがオーバーライドできるパブリック プロパティがインストーラーによって制限されます。 「制限付きパブリック プロパティ」を参照してください。