分離コンポーネントの削除

Windows Installer は、パッケージに分離コンポーネントが含まれている場合、アプリケーションの削除中に次のアクションを実行します。 通常、Component_Shared は、Component_Application およびその他のクライアント実行可能ファイルによって共有される DLL です。

アンインストール

• Component_Application も削除される場合にのみ、Component_Application が含まれるフォルダーから Component_Shared のファイルを削除します。
• Component テーブルに msidbComponentAttributesSharedDllRefCount ビットが設定されている場合、SharedDLL refcount をデクリメントします。
• Component_Application が含まれるフォルダーから .LOCAL のゼロバイト ファイルを削除します。
• Component_Shared のクライアント リストから Component_Application を削除します。
• Component_Application のすべてのリソースを通常どおり削除します。

Component_Shared のクライアント リストに他の製品が残っている場合:

• Component_Shared の共有場所からファイルを削除しません。

デクリメント後、Component_Shared の SharedDLL refcount が 0 になる場合、あるいは Component_Shared にクライアントが残っていない場合:

• 共有場所から Component_Shared のファイルを削除します。
• このコンポーネントに関連するすべてのアンインストール アクションを処理します。