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概要情報プロパティ セットの実装

構造化ストレージの概要情報プロパティ セットを実装する場合は、次のガイドラインに従う必要があります。

概要情報プロパティ セットを実装するためのガイドラインを次に示します。

  • PID_TEMPLATE 形式とスタイル情報を含む外部ドキュメントを参照します。 テンプレートが配置されるプロセスは、実装定義です。
  • PID_LASTAUTHOR は、アプリケーションによってユーザー情報に格納される名前です。 たとえば、Mary は自分のコンピューターにドキュメントを作成し、John にドキュメントを渡し、そのドキュメントを変更して保存します。 Mary は作成者で、John は値によって最後に保存されます。
  • PID_REVNUMBER は、このドキュメントで File/Save コマンドが呼び出された回数です。
  • 各日付/時刻値は、世界協定時刻 (UTC) に格納する必要があります。
  • PID_CREATE_DTM は読み取り専用プロパティです。このプロパティは、ドキュメントの作成時に設定する必要がありますが、その後は変更しないでください。
  • PID_THUMBNAILの場合、アプリケーションはデータをCF_DIBまたはCF_METAFILEPICT形式で格納する必要があります。 CF_METAFILEPICT をお勧めします。
  • PID_SECURITY は、ドキュメントに推奨されるセキュリティ レベルです。 ドキュメントのセキュリティ レベルに目を付けることで、ドキュメントの発信元以外のアプリケーションは、そのユーザー インターフェイスをプロパティに合わせて調整できます。 アプリケーションでは、パスワードで保護されたドキュメントに関する情報を表示したり、強制Read-Onlyまたは Locked-for-Annotations ドキュメントの変更を有効にしたりしないでください。 ユーザーがプロパティの変更を試みると、アプリケーションはRead-Only推奨状態についてユーザーに警告する必要があります。
セキュリティ レベル [値]
なし 0
パスワードで保護 1
読み取り専用推奨 2
読み取り専用適用 4
注釈のロック 8