物体検出モデルをトレーニングして発行する

このセクションでは、データを検証する方法と、モデルをトレーニング、テスト、および発行する方法について説明します。

  1. モデルのトレーニング 画面で、名前が正しいこと、および画像の数が正しいことを確認します。
  2. データに問題がなければ、トレーニング を選択して、物体検出モデルのトレーニングを開始します。

モデルのクイック テスト

モデルがトレーニングされると、その詳細ページでそれが動作していることを確認できます。 詳細: AI Builder でモデルを管理する

  1. モデルの詳細ページで、最新のトレーニング済みバージョン セクションの クイック テスト を選択します。

  2. モデルをテストするためのオブジェクトを含む画像をアップロードします。

  3. アップロードした画像にモデルが適用されます。 このステップには時間がかかる場合があります。

  4. モデルの実行が完了すると、検出された四角形が画像の上に直接描画されます。

    クイック テスト画面

モデルのパフォーマンス スコアを解釈する方法

トレーニング後にモデルをクイック テストした場合、その詳細ページにパフォーマンス スコアが表示されます。 このパフォーマンス スコアは、アップロードした画像に対するモデルのパフォーマンスを示しています。 このスコアは、今後使用する画像に対するパフォーマンスを示すものではありません。それはまだ確認されていないためです。

1 つのラベルにアップロードする画像が 50 未満の場合は、高いスコアを得る可能性が高くなります (最大 100%)。 これは、モデルが万全であることを意味するものではありません。 指定された画像のサブセット (テスト セットと呼ばれます) でモデルが間違いを犯していないことを意味しています。 トレーニング セットが小さいほど、テスト セットは小さくなり、パフォーマンス スコアの計算時にモデルが適切である可能性が高くなります。

モデルのパフォーマンス スコアは、ラベルあたり 50 個を超える画像がある場合や、トレーニング セットを変更してもこれらのスコアが安定している場合、より信頼性が高くなります。

物体検出モデルを発行する

ここから、他の画像を使用して、さらにテストを実行できます。 結果に満足できたら、モデルを 発行 して、Power Apps または Power Automate で使用することができます。

制限

Action 制限 更新期間
物体検出呼び出し (環境ごと) 4800 60 秒

参照

AI Builder でモデルを管理する